2021年1月17日日曜日

南山 王維 送別

南山 王維 送別

南山 王維 送別

---

1986年の火星觀測で臺北に滞在の時、士林の洗濯屋さんが私のネームを「南山」としたことは前に書いた。ご主人の年齢は判らなかったが、多分日本の風習を幾らか知っていて、ミナミ・サンとしたのである。中國語で「山」はshanと綴るから、日本語のサンとは違うかも知れぬが、呉音では近いのではないか。

終南山を好んだ詩人に王維 (699759)がいる。『終南山を望む歌』とか『終南山』という詩を作っている。後者には「白雲 望を廻らせば合し、青靄 看に入って無し」という語句があるように、深林人不知の趣のある山のようである。王維は若くして樂曲や繪畫、隷書、艸書、詩作に優れ、官吏としても經歴があるのだが、挫折の多いところがあり、隠棲を好んでいたようである。南山の山麓に住まいを持ち、柴扉を閉ざすことが多かった。「南山」を句におさめる有名な五言古詩に『送別』がある:



iPhoneから送信

0 件のコメント:

コメントを投稿