2021年1月26日火曜日

マクロ経済学・入門(第5版) 有斐閣アルマ | 福田慎一, 照山博司 2016

#9.2 ディマンドプル・インフレーション ........................................... 268 ●超過需要が原因のインフレ マネタリストの考え方 (268) 貨幣数量説にもとづく例 (268) 完全雇用とインフレ (269) 財政政策の例 (270) 金融政策の例 (271)

3 コストプッシュ・インフレーション ........................................... 273 ●費用の上昇が原因のインフレ コスト上昇の原因 (273) コストと価格水準 (273) ス タグフレーション (274) 
4 予想されないインフレのコスト 

COLUMN

増加した内部資金による資金調達 ............................................. 125 ⤒ 日本銀行の目的と機能 ........................................................................ 147 ⤓ ビルトイン・スタビライザー ........................................................ 178 ⤔ 高橋是清の経済政策.............................................................................. 194 ⤕ 戦前と戦後の景気循環比較 ............................................................. 200 ⤖ 財政政策

 



マクロ経済学・入門(第5版) 有斐閣アルマ | 福田慎一, 照山博司 2016
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3 件のコメント:


  1.   生産 ________
    家計→企業_____
      ←  ←
     所得  支出

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  2. 353:
    Column24 ⤠ 技術進歩の類型 本文では, 日米の経済成長の重要な源泉として技術進歩が あったことを説明した。 すなわち, 日米両国とも同一要素投 入のもとでより多くの生産が可能になる技術進歩が経済成長 を生み出したのである。
    もっとも, 一言で技術進歩といっても, それにはさまざま なタイプのものがある。
    たとえば, ヒックス (J. R. Hicks) は, 技術進歩が起こる前と後で, 資本ストックと労働の限界生産 性が同じ率で増大するならば, その技術進歩は中立的である と定義した。 すなわち, 時間 t の経過とともに進む技術進歩 を A(t) で書き表すとすれば, ヒックス中立的技術進歩とは, マクロ生産関数が,
    Y = A(t) F1 (K, L)
    と書き表せるケースになる。
    一方, ハロッド (R. F. Harrod) は, 資本ストックを一定と したときに, 同じ生産を行うのに必要な労働投入量を節約す るような技術進歩を中立と定義した。 このため, ハロッド中 立的技術進歩を A(t) とした場合には, マクロ生産関数は,
    Y = F2 (K, A(t) L)
    と書き表されることになる。
    さらに, 同一水準の労働投入量のもとで同じ生産を行うの に必要な資本ストックを節約する技術進歩は, ソロー中立的 技術進歩と呼ばれている。 この技術進歩がソロー中立である ための必要かつ十分条件は, マクロ生産関数が,
    Y = F3 (A(t) K, L)
    と書き表されること, すなわち, 技術進歩A(t) の効果がすべ て資本の効率の上昇 (すなわち, 資本の節約) に現れること である。

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  3. 194:
    Column12 ⤔ 高橋是清の経済政策 ケインズの 『一般理論』 が公刊されたのは 1936 (昭和11) 年であり, 経済が不況に陥った際に財政政策や金融政策で経 済活動を活性化するべきだという考え方が世界的に認知され るようになったのはそれ以降である。 しかしながら, 日本で はそれ以前の 1930年代初頭に, 高橋是清(当時の大蔵大臣) が積極的にケインズ的な政策を実行し, 日本経済の不況から の脱却に成功している。 高橋是清が大蔵大臣に就任したのは, 1931 (昭和6) 年12 月である。 その当時の日本経済は, 対外的な要因も加わって 最悪の状況にあり, 設備投資が大幅に落ち込むと同時に, 失 業率も大幅に増加していた。 そうしたなかで, 高橋是清はそ れまでの緊縮的な財政政策を 180度転換させて, 政府支出を 大幅に増加させると同時に, そのために必要なお金を日本銀 行から調達することによって極端な金融緩和政策に踏み切っ た 。 これら高橋是清の経済政策は, 経済を立ち直らせるうえで はきわめて有効であり, 日本経済はその後順調に回復してい くことになる。 したがって, 1930年代初頭に議論を限定すれ ば, ケインズに先がけた彼の経済政策はおおむね成功であっ たといえるかもしれない。 しかしながら, 不況期に採用された拡張的な経済政策は, 日本経済が回復に成功した後もとどまることはなかった。 と りわけ, 二 ・ 二六事件で高橋是清が暗殺された後の日本では, 軍部の台頭が顕著となり, それまでの拡張的な政府支出はそ のまま軍事費のとめどない増大へとつながっていった。

    ➲参考文献➲島謹三 「いわゆる高橋財政について」 『金融研究』第 2巻第2号 [1983], 83-124 頁。
    リチャード・J. スメサースト著, 鎮目雅人,早川大介,大貫摩里訳『高橋是清―日本のケインズ その生涯と思想』東洋経済新報社 [2010]。

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