2020年11月2日月曜日

Growth in a Time of Debt By Carmen M. Reinhart and Kenneth S. Rogoff 2010

https://hatsugentoday.hatenablog.com/entry/2019/06/26/161025

さて、もうひとつの忘れられた研究は、カーメン・ラインハートとケネス・ロゴフの「今度
こそ違う」論である。この2人の名前が出てきただけで「なんだ、あのペテン師たちか」と
思った人がいるかもしれないが、大筋、2人がトンデモ論文を書いたのはエクセルの操作
ミスと、(こちらが大きいが)そのデータと結果の間のチェックを怠ったことである。自分
たちの論文が、目指す結果以上の結論に達したので、舞い上がってしまったのだろう。

彼らが2010年に発表した政府負債と経済成長率との関係を論じた「負債のある場合の成長」
では、「政府負債が対GDP比で
90%を超えると成長率は3.2%からマイナス0.1%まで下がる」となっていたが、2013年に
なって一大学院生が「この論文にはデータの扱いに間違いがあって、正しくは2.2%まで下がる」
であると指摘して大騒動になった。

Growth in a Time of Debt
By Carmen M. Reinhart and Kenneth S. Rogoff
2010
https://scholar.harvard.edu/files/rogoff/files/growth_in_time_debt_aer.pdf

Reinhart, Rogoff... and Herndon: The student who caught out the profs
19 April 2013 BBC News
https://www.bbc.com/news/magazine-22223190

「国家は破綻する」著者ロゴフ氏らの公的債務研究に誤りの可能性=米研究者ら2013
https://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK837172720130417


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