2026年3月14日土曜日

荻窪東宝 東宝映画のロケ地を訪ねる 天国と地獄


https://ogikubo-toho.com/seititenjigo.html

前述したように作品のロケは11月から12月に行われている。烏帽子岩越しに伊豆の山々の稜線が見え、そのある地点に日が沈む。ということは同じ位置に日が沈む写真を撮るには同じ季節を選ばなくてはならない。今がまさにその季節なのだ。

巡礼当日、現地には電車で出かけた。まず腰越の坂のあたりの撮影。それが済むともう日が暮れかけてきた。今の季節は日が短いのが困る。
あわてて「海と富士山」の現場へ。徒歩だ。江ノ島の向こうに行かなければならないのだが江ノ島は遙か遠くに見える。日の入りに間に合うだろうか。急ぎ足で30分ばかり歩く。かなり寒い日なのに汗ばんでくる。
やっと江ノ島。日はもう沈んでしまい、空は薄暗い。富士山が見えそうな快晴だったので今日を選んだのだが、ちょうど富士山のあたりだけ雲が出てきて富士山が見えない。もっと茅ヶ崎寄りに行かなければならないのだが、これ以上行くと真っ暗になってしまう。

あきらめて新江ノ島水族館のあたりから海岸に出る。遠くに烏帽子岩が見える。一応写真を何枚かバシャバシャ。
棒のようになった足をひきずり近くのデニーズへ。もう完全に真っ暗。ほっと一服。ハンバーグとエビフライの盛り合わせ。
この「何やってんだろうな、オレ」感がなんともたまらない。

夕暮れの海岸からシルエットで見える富士山。冠雪している富士山が見える。汗を拭う刑事。