2021年11月8日月曜日

140年でなんと数億倍!!明治維新以来増え続けてきた政府の負債 | 猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

140年でなんと数億倍!!明治維新以来増え続けてきた政府の負債 | 猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

140年でなんと数億倍!!明治維新以来増え続けてきた政府の負債

財政破綻論を唱える連中は政府の負債を「国の借金」と言い換えて、しかも、それを「国民一人当たり〇〇〇百万円」などと言って、まるで国民が借金をしているかのように印象付けることに成功している。しかもそれを「政府」の財政を預かる財務省が率先してやっているのだから、なお許せない。


これが大嘘であることを「国家のバランスシート」という、目からうろこが落ちるような分かりやすいグラフを使って極めて分かりやすく解説し、広めたのは三橋貴明さんだが、最初にこの概念を考え出したのはおそらく『国債を刷れ!』 や『さらば、デフレ不況 』の著者である廣宮孝信さんだ。


その廣宮さんが最近のブログ記事で、やはり目からうろこが落ちるようなグラフを見せてくれている。


廣宮孝信の反「国家破産」論 ブログから
473:日本国債格下げ。9年ぶり ― どうでも良い話ですが、当ブログの性質上、取り上げないわけにはいきませんので…

http://grandpalais1975.blog104.fc2.com/blog-entry-473.html


表題のとおり、格付け会社フィッチが日本国債の格付けを下げたことへの反論だが、ここで使っているグラフが目からうろこなのだ。まず最初に明治5年「1872年)から平成14年(2002年)までの中央政府の負債のグラフが出てくる。

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これだと、政府は1960年代後半から借金を増やしており、それ以前はほとんど負債を抱えていないように見えるが、実際にはそんなはずはない。そこで、廣宮さんは縦軸(金額)を対数軸にした。

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これを見れば、西南戦争や日露戦争のような「お国の一大事」の時には負債を増やして資金を調達してきたことがよく分かる。このグラフは2002年までのデータなので、僭越ながら最近のデータを加えてグラフを作ってみた。さらに、全体の傾向を表すため、指数近似曲線(グラフ上では直線)を引いている。

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この線より大きく下になっているのは、大正元年(1012年)あたりから日本が戦争に突入して戦費の調達が急増するまでの、高橋是清が活躍した時代と、最近だけである。この時代は大震災、バブル崩壊、デフレ、金融危機、ころころ代わる内閣などなど、共通点があまりに多い。


そう考えてこれらのグラフを見ていると、このまま手をこまねいていては、デフレからそのまま大恐慌に突入してしまったあのころの再現を見ているように思えてくる。当時も現在と同じで緊縮財政論が幅を利かし、デフレから脱却できずにもがいていた時代だ。


ところで、この直線の傾きは大雑把に言うと「15年で10倍」になっている。ただし、対数グラフなので、30年で100倍、45年で1000倍ということになる。実際、2011年は明治5年の3億倍以上となっており、おどろくばかりの増え方だが、これはお金の値打ちはどんどん下がっていくものだということでもある。


20011年度の実際の負債額は960兆円くらいだったが、近似曲線の式から計算するとなんと倍以上の2600兆円強になる。もちろんいきなりそれだけ増やしても混乱するだけだが、もしいまが戦争などの非常時であればもっと大幅に増加していたとしても不思議はないということになる。


日本は大震災・津波という1000年に一度の大災害とリーマンショックという100年に一度の世界経済危機に見舞われた。しかも、復興途上なのにいつ次の大震災が襲ってきてもおかしくない非常時だ。
そういう視点で見れば、国土強靭化に10年間で200兆円というのは至極ささやかな金額なのである。


お金はあるのに将来に備えずに手をこまねいているだけでは、子孫に申し訳ないではないか。
(以上)



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