2021年11月5日金曜日

グリーン・ニューディールを勝ち取れ ヴァルシニ・プラカシュ (編著) - 那須里山舎 | 版元ドットコム

グリーン・ニューディールを勝ち取れ ヴァルシニ・プラカシュ (編著) - 那須里山舎 | 版元ドットコム

グリーン・ニューディールを勝ち取れ ヴァルシニ・プラカシュ (編著) - 那須里山舎

グリーン・ニューディールを勝ち取れ ヴァルシニ・プラカシュ (編著) - 那須里山舎

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9784909515056

グリーン・ニューディールを勝ち取れ 気候危機、貧困、差別に立ち向かうサンライズ・ムーブメント

原書: Winning The Green New Deal why we must, how we can

A5判

縦210mm 横148mm 厚さ23mm

重さ 443g

352ページ

並製

価格 2,400円+税

ISBN
Cコード

C0030

一般 単行本 社会科学総記

初版年月日
2021年12月10日
発売予定日
登録日
2021年10月10日
最終更新日
2021年11月5日

紹介

2018年10月、科学者たちは私たちが経済を化石燃料から脱却させなければ、壊滅的な気候変動に直面するまでに残された時間は12年に満たないと警告しました。
そして、今年、国際気候変動科学者の6次報告では、人間の産業活動の気候変動への影響は確定的なものとなり、2019年後半から1.5度に抑えることが削減目標の世界的スタンダードになっています。

上記の目標を達成するために「私たちはどのように行動すればよいか」そして「どのような社会にすればよいか」

気候変動は、社会的弱者を作り出し、気候災害や食糧危機などは、貧困・格差を拡大させていきます。また、単純に二酸化炭素を減らす社会にすればよいというわけには、いきません。産業のありかたを変化させることで、社会的に不利益を被る人々がでないようにする必要があります。グリーン・ニューディール政策ビジョンは、すべての人に経済的・人種的正義を保証しつつ、気候の大災害を回避するために経済を迅速かつ大幅に変革するというものです。

本書『グリーン・ニューディールを勝ち取れ』では、第一線で活躍する若者の活動家、ジャーナリスト、政策立案者、研究者が、気候変動の大惨事を回避するために変革的なアジェンダが必要な理由と、私たちの運動が勝つためにどのように組織化できるかを説明しています。本書は、社会運動団体のサンライズ・ムーブメントの共同創設者であるヴァルシニ・プラカシュ、グリーン・ニューディール政策の立案者であるリアナ・グン・ライト、ノーベル賞受賞経済学者のジョセフ・スティグリッツ、反グローバリゼーションのジャーナリストであるナオミ・クライン、国際的に有名な環境保護主義者のビル・マッキベンなどがエッセイを執筆しています。不平等や人種差別に立ち向かわなければ気候変動の危機を解決できない理由、政治的に可能なことを再定義し、化石燃料の億万長者の反対を押し切って運動を展開する方法、そしてグリーン・ニューディールによって私たち全員のために公正で繁栄する経済を構築する方法を学びます。

本書の大部分の著者は、アメリカでZ世代・ミレニアル世代とよばれるハイティーンから30代半ばまでの若者世代であることです。

目次

編者による序文         ヴァルシニ・プラカシュ ギド・ジルジェンティ  
序章 部屋の中の大人たち               ヴァルシニ・プラカシュ 

第一部 彼らは、この危機の打開を望まない 

第1章 今ここにある気候危機          デビッド・ウォラス=ウェルズ

パラダイス―その名のとおりの町でありますように      ミケーラ・バトソン

第2章 火をつけたのは、私たちではない           ケイト・アロノフ
第3章 最悪の時期における市場原理主義           ナオミ・クライン
第4章 気候崩壊を避けるためには人種差別をなくす取り組みが必要だ 
                          イアン・ヘイニー・ロペス

第二部 グリーン・ニューディルのビジョンと政策

第5章 いかにして私たちはグリーン・ニューディールにたどり着いたのか? 
                             ビル・マッキベン
第6章 グリーン・ニューディールの方針と原則       リアナ・グン=ライト
第7章 経済学からのグリーン・ニューディール推進論  ジョセフ・スティグリッツ
第8章 南部湾岸地域のためのグリーン・ニューディール  
                          コレット・ピション・バトル

おカネには、陽に照らされて腐ってゆく牡蠣殻の山のようなにおいがした
                              ジェナイ・ルイス 

第9章 グリーン・ニュー・ビンゴホール  ジュリアン・ブレイブ・ノイズキャット
第10章 労働者にとってのグリーン・ニューディール  メアリー・ケイ・ヘンリー

第三部 グリーン・ニューディールを勝ち取るために組織化(オーガナイズ)する

第11章 人々の力と政治的な力             ヴァルシニ・プラカシュ

一緒に海を分けて進む               ジェレミー・オーンスタイン

第12章 私たちは光輝く―希望と歌による組織化―      サラ・ブラぜビッチ 
 ダイアナ・ジェイ ビクトリア・フェルナンデス アル―・シニ―=アジェイ

アメリカの青空                    サヤ・アメリ・ハジェビ

第13章 地球のための第三のリコンストラクション ウィリアム・J・バーバー二世牧師
第14章 アメリカの政治の次の時代  ギド・ジルジェンティ ワリード・シャヒド
第15章 抵抗運動から予備選挙へ   アレクサンドラ・ロハス ワリード・シャヒド 2
第16章 ニューディールによる労働権の確立と、グリーン・ニューディールによる労働者   の復権                      ロバート・マスター

組織化しよう、投票しよう、ストライキしよう      ヴァルシニ・プラカシュ  

原注        
訳者解説 グリーン・ニューディールを勝ち取れ               朴勝俊

索引

編著者略歴
執筆者一覧 
翻訳者一覧

目次

目次

編者による序文           ヴァルシニ・プラカシュ ギド・ジルジェンティ  
序章 部屋の中の大人たち                ヴァルシニ・プラカシュ 

第一部 彼らは、この危機の打開を望まない 

第1章 今ここにある気候危機           デビッド・ウォラス=ウェルズ

パラダイス―その名のとおりの町でありますように       ミケーラ・バトソン

第2章 火をつけたのは、私たちではない            ケイト・アロノフ
第3章 最悪の時期における市場原理主義            ナオミ・クライン
第4章 気候崩壊を避けるためには人種差別をなくす取り組みが必要だ 
                           イアン・ヘイニー・ロペス

第二部 グリーン・ニューディルのビジョンと政策

第5章 いかにして私たちはグリーン・ニューディールにたどり着いたのか? 
                               ビル・マッキベン
第6章 グリーン・ニューディールの方針と原則        リアナ・グン=ライト
第7章 経済学からのグリーン・ニューディール推進論   ジョセフ・スティグリッツ
第8章 南部湾岸地域のためのグリーン・ニューディール  
                          コレット・ピション・バトル

おカネには、陽に照らされて腐ってゆく牡蠣殻の山のようなにおいがした
                               ジェナイ・ルイス 

第9章 グリーン・ニュー・ビンゴホール   ジュリアン・ブレイブ・ノイズキャット
第10章 労働者にとってのグリーン・ニューディール   メアリー・ケイ・ヘンリー

第三部 グリーン・ニューディールを勝ち取るために組織化(オーガナイズ)する

第11章 人々の力と政治的な力              ヴァルシニ・プラカシュ

一緒に海を分けて進む                 ジェレミー・オーンスタイン

第12章 私たちは光輝く―希望と歌による組織化―        サラ・ブラぜビッチ 
     ダイアナ・ジェイ ビクトリア・フェルナンデス アル―・シニ―=アジェイ

アメリカの青空                       サヤ・アメリ・ハジェビ

第13章 地球のための第三のリコンストラクション ウィリアム・J・バーバー二世牧師
第14章 アメリカの政治の次の時代  ギド・ジルジェンティ ワリード・シャヒド
第15章 抵抗運動から予備選挙へ   アレクサンドラ・ロハス ワリード・シャヒド 2
第16章 ニューディールによる労働権の確立と、グリーン・ニューディールによる労働者   の復権                           ロバート・マスター

組織化しよう、投票しよう、ストライキしよう       ヴァルシニ・プラカシュ  

原注        
訳者解説 グリーン・ニューディールを勝ち取れ               朴勝俊

索引

編著者略歴
執筆者一覧 
翻訳者一覧

前書きなど

訳者解説 朴勝俊 より(以下、一部抜粋)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

グリーン・ニューディール提案の内容については,策定者の一人であるリアナ・グン=ライト(第6章)が詳述している.その一部を以下に引用しよう:

グリーン・ニューディールは,アメリカを急速にゼロ炭素経済に移行させるための,経済的総動員の10 カ年計画だ.その過程で,格差を大幅に是正し,迫害や抑圧の負の遺産を処理することによって米国経済を再生・再編するものなのだ.アメリカ連邦議会のグリーン・ニューディール(GND)決議には,以下の5 つの目標がある.

 1 全てのコミュニティと労働者のための公平で公正な移行(a fair and just transition)を通じて,温室効果ガスの差し引きゼロ排出(ネットゼロ)を達成する.
 2 何百万もの良質で高賃金の雇用を創出し,米国のすべての人々のための繁栄と経済的安全保障を確保する.
 3 米国のインフラと産業に投資し,21 世紀の課題に持続可能な形で対応する.
 4 きれいな空気や水と,気候とコミュニティの回復力,健康的な食糧,自然へのアクセス,そして持続可能な環境を,全ての人々に保障する.
 5 最前線の脆弱なコミュニティに対する現在の抑圧を止め,未来の抑圧を防ぎ,歴史的な抑圧を補償して,正義と公平性を促進する.そこには,先住民や有色人種,移民,脱工業化地域,過疎地域,貧困層,低所得労働者,女性,高齢者,家を失った人々,障害者,若者たちのコミュニティが含まれる.

これを読めばその構想は明確であり,説明を要さないであろう.急速な気候危機対策を実現するためには,正義(ジャスティス)にかなった豊かな経済をめざす政策が不可欠なのである.

著者プロフィール

ヴァルシニ・プラカシュ   (ヴァルシニ プラカシュ)  (編著)

ヴァルシニ・プラカシュ(Varshini Prakash)
サンライズ・ムーブメントの共同設立者であり、エグゼクティブ・ディレクター。The New Yorker、The New York Times、The Washington Post、BBCなどでその活動が紹介された。2019年にTime's 100 Most Influential PeopleおよびForbes's 30 Under 30に選ばれた。2020年には大統領選挙におけるバイデン=サンダース陣営の気候変動政策タスクフォースに参加。マサチューセッツ州ボストンに在住。

ギド・ジルジェンティ  (ギド ジルジェンティ)  (編著)

ギド・ジルジェンティ(Guido Girgenti)
Justice Democratsのメディア・ディレクター、およびサンライズ・ムーブメントの創設ボードメンバー。人種的・経済的・気候的正義のための生涯にわたるオーガナイザーである。ニューヨーク州ブルックリンに在住

朴 勝俊  (パク スンジュン)  (訳者)

朴勝俊(ぱく・すんじゅん)
1974年生まれ。関西学院大学総合政策学部教授。神戸大学大学院経済学研究科卒(博士・経済学)。主な翻訳に、ヤニス・バルファキス『黒い匣』(明石書店)などがある。

山崎 一郎  (ヤマザキ イチロウ)  (訳者)

山崎一郎(やまさき・いちろう)
1949年生まれ。NPO法人すもと共生ネットワーク理事長。京都大学法学部卒業。
主な翻訳に、ジョン・マクドネル編『99%のための経済学』(堀之内出版)などがある。

長谷川 羽衣子  (ハセガワ ウイコ)  (訳者)

長谷川羽衣子(はせがわ・ういこ)
グリーン・ニューディール政策研究会事務局長。上智大学地球環境学研究科修了(修士・地球環境学)。

大石 あきこ  (オオイシ アキコ)  (訳者)

大石あきこ(おおいし・あきこ)
れいわ新選組衆議院大阪府第5区総支部長。元大阪府職員。
大阪大学大学院工学研究科修了(修士・環境工学)。

cargo  (カーゴ)  (訳者)

cargo
作曲家・プロデューサー。シドニーの音楽大学The Australian Institute of Music卒業。1996年より10枚のアルバムを発表。音楽誌Ele-kingでライターも務める。

青木嵩  (アオキ タカシ)  (訳者)

青木嵩(あおき・たかし)
1991年生まれ。大阪大学大学院工学研究科地球総合工学専攻助教。
関西学院大学大学院総合政策学研究科卒(博士・学術)。

ヒル ダリア エイミー  (ヒル ダリア エイミー)  (訳者)

ヒル・ダリア・エイミー
名古屋大学大学院環境学研究科、博士前期課程在籍。

上記内容は本書刊行時のものです。

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