カナダを圧倒したトルシエジャパン〜激闘編〜 - 超WORLDサッカー!
★カナダを圧倒したトルシエジャパン〜激闘編〜 ▽今週からインターナショナルマッチウィークのため、各地で代表戦が行われます。我らが日本代表は、来週に開催される2014年ブラジルW杯アジア最終予選でヨルダン代表と対戦。この試合に勝利すると開催国ブラジルを除いて最速での本戦出場国となります。そのため、22日に行われるカナダ代表との国際親善試合は大切なテストマッチです。そこで今回の『Never Ending History』は、過去に一度しか対戦していないカナダ代表との試合を振り返り、2001年に行われたコンフェデ杯のカナダ代表戦を激闘編としてご紹介します。
★小野伸二が1G1Aの大活躍
▽2002年日韓W杯を翌年に控えた2001年5月30日からコンフェデレーションズカップ2001が開幕した。フィリップ・トルシエ監督に率いられた開催国枠の日本代表は、グループBに組み込まれ、コパ・アメリカ1999を制したブラジル代表、CONCACAFゴールドカップ2000で優勝したカナダ代表、アフリカネーションズカップ2000の王者であるカメルーン代表と同組となった。
▽日本代表は、初戦でホルガー・オジェック監督が率いるカナダ代表と対戦。新潟スタジアム(現:東北電力ビッグスワンスタジアム)で行われた一戦は、序盤から大応援団に後押しされた日本代表が主導権を握る。森島の動き出しや中田、小野のイマジネーション溢れるプレーでカナダ代表を押し込んでいく。しかしカナダ代表は、フィジカルで日本代表を圧倒し、主導権を握られながらも決定的なチャンスを作らせなかった。攻める日本代表と守るカナダ代表といった構図で試合が展開していったが、前半にスコアが動くことはなくハーフタイムを迎えている。
▽迎えた後半も日本代表は引き続き積極的な姿勢を貫くと、ついにカナダ代表の堅守をこじ開ける。12分、ペナルティエリアわずか外側のゴール正面で中山が上手くファウルをもらって日本代表がFKを獲得。ボールをセットした小野は、短い助走から右足を振り抜くと、ボールは壁を越えてゴール左隅のネットを揺らした。素晴らしい弾道のシュートに相手GKは一歩も動くことができなかった。
▽このゴールで勢いに乗った日本代表は、先制から3分後に西澤が追加点を奪う。中盤でボールを受けた中田が左サイドに流れた中山にスルーパスを通すと、中山はサイドラインぎりぎりの所でボールを残してボールをキープ。ゴール前にクロスを供給すると、これに逆サイドに走りこんでいた森島がダイレクトで中央に折り返して、最後は走り込んだ西澤がダイビングヘッドで合わせてゴールを奪った。日本代表は少ない手数と大きな展開で迫力ある攻撃を見せたのだった。
▽2点を奪った日本代表だったが、その後は試合のペースを落としたこともあり決定機を作り出せずに時間が過ぎていった。この状況を打破したのが先制点を奪った小野だった。後半43分、相手陣内でボールを受けた小野は、相手ディフェンスラインの裏に抜けようとする森島の動き出しを見逃さずに、スルーパスを出す。針の穴を通すように正確で柔らかなスルーパスがどんぴしゃのタイミングでわたり、ボールを受けた森島が冷静にGKとの一対一を制して日本代表が3点目を奪った。試合は直後に終了のホイッスルが吹かれ、日本代表は開幕戦で勝ち点3の獲得に成功した。
日本 3-0 カナダ
【日本】
小野伸二(後12)
西澤明訓(後15)
森島寛晃(後43)
◆日本代表メンバー
【スタメン】
GK:川口能活
DF:上村健一(→中山雅史/前38)、森岡隆三、中田浩二
MF:伊東輝悦(→明神智和/後22)、稲本潤一、戸田和幸、小野伸二、中田英寿(→三浦淳宏/後36)、森島寛晃
FW:西澤明訓
【サブ】
GK:楢崎正剛、都築龍太
DF:松田直樹、波戸康広
MF:服部年宏、三浦淳宏、藤田俊哉、明神智和
FW:中山雅史、山下芳輝、久保竜彦、鈴木隆行
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