2022年1月18日火曜日

Farley Grubb, 2015 歴史的な紙幣:植民地アメリカにおける紙幣と税の償還

参考:
NAMs出版プロジェクト: #9 Randy Wray: Modern Monetary Theory – How I Came to MMT and What I Include in MMT

Farley Grubb, 2015 歴史的な紙幣:植民地アメリカにおける紙幣と税の償還


Virginia's treasury notes 




1862~8?









 


my favorite thing to discuss is the virginia bay colony.
the congress met and decided they were going to issue their own currency.
 and let's call this the virginia notes and they put out a certain amount of notes into society and at the same time.
they issued a tax rate for people to pay the government the money back at the end of the year.
 and what this did was it created demand for the currency people needed to earn the notes in order to pay their tax to be able to participate in society and be a member of this colony.
 and there are certain jobs that just need to get done for society to function and taxes creating demand for a currency makes people go to work to earn the currency.
 people need to educate the children and grow the food and pick up the trash.
 and so that's what the taxes were for and at the end of the year or whatever the financial period was when the congress collected the taxes.
 they destroyed them they didn't need the notes they create them.
 they have the power to create them why would they need them back they destroyed them because their purpose was to create demand for the currency.
i need to say that the video.
i was tagged in was great they started it off with this might sound stupid.
and that's like how i know something good is coming it was a wonderful video.
 and if you want me to talk more about the modern function of taxes.
 i can do a video on that maybe if you want that.

私が一番好きなのは、ヴァージニア湾の植民地についてです。
議会は自分たちの通貨を発行することを決定しました。
 これをヴァージニア紙幣と呼びましょう。そして、一定量の紙幣を社会に送り出し、同時に
同時に、国民が年末に政府にお金を返すための 税率を発表しました。
 これにより、通貨の需要が生まれました。人々は、社会に参加し、植民地の一員となるために、税金を払うために紙幣を稼ぐ必要があったのです。
 社会が機能するために必要な仕事があります。税金によって通貨の需要が生まれると、人々は通貨を得るために働きに出るようになります。
 人々は、子供たちを教育し、食物を育て、ゴミを拾わなければなりません。
 人々は、子供達に教育を施し、食物を育て、ゴミを拾う必要があります。そのために税金があり、年度末や会計期間中に議会が税金を徴収すると
 税金を破棄し、紙幣が不要になったので、紙幣を作ったのです。
 紙幣を作る力があるのに、なぜ復活させる必要があるのでしょう。紙幣を破棄したのは、通貨の需要を作り出すためでした。
このビデオについて言っておく必要があります。
このタグ付けされたビデオは素晴らしかったです。
というフレーズで始まり、何か良いことが起こりそうな予感がする、素晴らしいビデオでした。
 税金の現代的な機能についてもっと話したいのなら
 もしあなたが望むなら、私はそれについてビデオを作ることができます。


Grubb, F. (2015) "Colonial Virginia's Paper Money Regime, 1755–1774: A Forensic Accounting Reconstruction of the Data", Working paper No. 2015-11. 
Available at: http://lerner.udel.edu/sites/default/files/ECON/PDFs/RePEc/dlw/WorkingPapers/2015/UDWP2015-11.pdf, accessed 16 May 2017.

Farley Grubb

Money as a Democratic Medium | Complementary Currencies
2019/02/01
27:19~42:30


2018
2015

バージョン違い多数 


^
ミッチェル2019#9


BOX 9.1

歴史的な紙幣:植民地アメリカにおける紙幣と税の償還


税金が貨幣を動かすという概念は、硬貨と紙幣の発行についての歴史を調べることで実証できる。ファーリー・グラブ(Farley Grubb, 2015)は植民地時代のバージニア州の紙幣の使用に関して調査し、紙幣の償還のために税金を課す原則を示している。当時、イングランド政府は硬貨を独占して発行する自らの権限を保護するために、アメリカの植民地が硬貨を発行することを禁止していた。植民地は輸出から硬貨を入手していたが、強力な重商主義権力によって、イングランドは植民地の輸出を自国が必要な原材料に限定した。植民地は完成品を輸入し、硬貨をイングランドに送り返さなければならなかった。イングランド国王はまた、帝国の支出を制限したかったので、フランス・カナダ人・アメリカ先住民との戦費を含む費用を主に植民地に負担させた。したがって、植民地政府が輸出で得た英国硬貨は、人頭税や奴隷やタバコの輸出税などを通じて、慢性的に不足していた。
そこで植民地政府は、財政能力を高めるために紙幣を発行し始めた。バージニア植民地政府は、財務省紙幣の発行を可能にする複数の法律を可決した。各法律には、(バージニアポンドで表された)発行される紙幣の総額が含まれ、最終的にそれが「償還」(これはグラブと当時の議員によって使用された用語だ)される日付を設定していた。興味深いことにその法律は、紙幣発行の時点で新たな税も課していた。

あらゆる紙幣法には新たな税、通常は土地税と人頭税が含まれており、これらは数年間実施された。これらの新たな税が実施される年数は、それぞれの紙幣法によって承認された紙幣を完全に償還できるように決められた。各紙幣法の日付は、その法律によって承認された紙幣の最終償還のために設定され、その法律によって設定された課税期間の終了日に完全に一致していた。(Grubb, 2015: 27)

財務省が紙幣を発行することを許可した紙幣法も、税金の目的が通貨を「償還する」ことであると認識して、新たな税を課した。実際、植民地時代の紙幣は、「税金の支払い」、「(英国)硬貨で支払うための財務省への提出」という2つの方法で「償還」されることがあった。財務省は新たに発行された紙幣を支出し、その紙幣を受け取った人はそれで税金を支払うか、支出するか、財務省に提出して英国硬貨と交換することができた。
さて、財務省は、納税時に受け取った紙幣をどのように使ったのだろうか。グラブは、「紙幣は処理され、燃やされた」(Grubb, 2015: 17)と報告している。これは、政府が支出するためには税収が必要であるという一般的な信仰に反している。植民地時代の事例は、政府が徴税する前には最初に政府支出が必要であり、そして、政府は納税を受け取るとそれを支出するのではなく燃やしたことを示している。
グラブは、ほとんどの税金が紙幣で支払われ、ほとんどの紙幣が納税で「償還」されたことを示している。

10,327ヴァージニアポンドが徴税され、そのうち2,527ヴァージニアポンドは、財務省に持ち込まれた紙幣を償還するために使用される、正貨の専用口座へ明確に配分された。残りの徴税分は紙幣であり、燃やされた。したがって、この税の76%は紙幣で支払われ、24%は正貨で支払われていた。(Grubb, 2015: 29) 

上記2つの方法でさえ「償還されなかった」紙幣は、どうなったのだろうか。 それらは循環し続けたのだ。

最終償還日において、それぞれの紙幣の所有者は、紙幣を正貨と交換するために財務省に殺到するわけではなかった。紙幣は引き続き流通し、紙幣保有者は自由に財務省への支払いに使うことができた。1766年以降におけるバージニア政府の会計係ロバート・ニコラス・カーターは、この行動を指摘し、「ほとんどの商人、そしてその他の人々も、(中略)州内部の事業での取引で便利であるため、金や銀よりもそれら(バージニア財務省紙幣)を好んだ」 と言った(William and Mary College Quarterly Historical Magazine, 1912: 235)。 (Grubb, 2015: 30)

同様に、アダム・スミス(Adam Smith, 1937[1776])は、植民地が税金に比べてあまりにも多くの紙幣を作らないように注意すれば、紙幣の価値が下がらない(それどころか、定められた価値以上で流通することさえある)と主張していた。納税における紙幣の償還は、流通からそれらを削除し、それらを希少価値を保つ。グラブは、これは植民地政府によって熟知されていたと主張している。

バージニア議会は、償還と、それが紙幣の価値を厳密に管理することに与える影響に注目していた。これは、1760年3月の紙幣法に示されている。それは「そして一方で、この植民地の紙幣の信用を保持することが最も重要である。紙の債権や財務省紙幣を、それと同じものを発行するために議会が制定したいくつかの法律の真の意図と意味に従って、適切に価値が下落させるように適正な注意を払うこと以上に、その目的のために貢献するものは何もない。そして、この目的のための一定の方法を確立することは、通貨の口座で決済する際の困難と混乱を防ぐかもしれない」(Hening 1969, v. 7, p. 353)と宣言している。(Grubb, 2015: 27–28)

これは、政府が使うことのできる「収益」を提供するためではなく、政府紙幣の価値を維持するために紙幣が流通から除去されたという事実を強調している。支出が償還を超えた時の問題は、政府の破産ではなく、インフレだ。徴税は支出のために「収益を増やす」ことを意味していなかった。政府はまた、納税の一部を硬貨の形で受け取る必要があることに気付いた。これは、硬貨を紙幣と交換するという約束を確実に満たすことができるようにするためだった。
財務省紙幣を財務省に返還することは、(債務が消滅したという意味で)植民地政府の義務を解消しただけでなく、納税者の納税義務も解消した。償還は相互に同時に行われる。「債権者」(納税者)と「債務者」(債券を発行した財務省)の関係が解消されると同時に、「債務者」としての納税者が「債権者」としての財務省に税金を支払う義務が解消されるのだ。バランスシート上の4つの勘定科目は、全て同時に消滅する。
紙幣の創造は、徴税に先立って行われた。(政府支出による)紙幣の創造は、論理的に(徴税による)紙幣の償還の前に行われる。実際、硬貨の慢性的な不足を考えると、紙幣が最初に発行されて支出されない限り、植民地居住者が新たな税金を支払うことは不可能だっただろう。さらには、政府が紙幣を支出しないのであれば、新たな税金を課す必要もなかっただろう!
これが示すことは、「償還」の現代の解釈は、通貨の発行者がその通貨を約束された為替相場で金(金本位)や外貨(固定為替相場)で「償還する」ことを約束する状況に適用される、狭い定義に基づいているということだ。 もちろん、そのような約束をする通貨発行者もいる。しかし、より一般的な(そしてより基本的な)約束は、納税義務などの支払い義務を解消する手段として、政府の負債を受け入れる約束だ。この場合でも、主権者は通貨を金や外貨に「償還する」ことを約束することもできる(バージニア植民地は英国硬貨での償還を約束していた)。これは、いくつかの場合に適用される追加の約束と見なすことができ、現在の先進国では稀にしか見られない(ユーロ圏は例外2)。支払いに自国通貨を受け入れるという約束は、「償還」の一般的で実際に普遍的な約束だ。そしてそれは、通貨を「動かす」のに十分な作用をもたらす。

通貨ピラミッド

もう1つの重要な点は、民間の金融負債は政府の計算貨幣で表されているだけでなく、最終的に政府の通貨に変換できるということだ。先ほど説明したように、銀行は自らの負債を通貨と(要求払預金の場合は即座に、定期預金の場合は一定の期間が経過した後に)交換することを明示的に約束している。銀行以外の民間企業のほとんどは、銀行負債を使用して自分の勘定を清算する。本質的にこれは、彼らが指定された日に(または契約で定められたその他の条件に従って)「小切手で支払う」ことで、自らの負債を銀行負債に交換することを約束していることを意味する。よって支払いを行うには、彼らは銀行に預金を保有するか、預金を利用できる状態でいなければならない。

世の中には支払いサービスを提供する金融機関(および金融サービスを提供する非金融機関さえ)が広範に存在するため、現実はこれよりさらに複雑な可能性がある。それらの組織は、これらの「ノンバンク(訳注:銀行以外の)金融機関」の間での、銀行の負債が使用される正味の決済で、他の企業の支払いを行うことができる。銀行は、政府負債を使用して勘定を清算する。したがって、勘定の清算に関わる債権者と債務者の間には、「6つの隔たり」(何層もの金融レバレッジ)が存在している可能性がある。

我々は、中央銀行からの隔たりの度合いを表現している様々な層を持つ、負債のピラミッドを思い浮かべることができる。おそらくその最下層は、家計の負債で構成されている。それは、他の家計、生産に従事している企業、銀行、および他の金融機関が所有されている。重要なのは、家計は一般的に、債務ピラミッドにおいて自分より上に位置する者(通常は金融機関)が発行した負債を使用して勘定を清算するということだ。

下から2番目の層は、主に負債ピラミッドの上位に位置する金融機関に保有されている(一部は家計や他の生産企業が直接保有されている)、生産に従事している企業の負債で構成されている。それらの企業のほとんどは、金融機関(時々、シャドーバンク)が発行する負債を使用して勘定を清算する。

さらに1つ上の階層にはノンバンク金融機関があり、彼らはピラミッドにおいて自身より高い位置にある銀行の負債を使用して勘定を清算する。銀行は、政府の負債を使用して正味清算を行う。

最後に、政府がピラミッドの頂点に位置している。何の交換の約束も必要ない負債より上位の負債など無い。このようなピラミッドを想像することは、2つの理由から有益だ。第一にそれは、ピラミッドの上位者が発行する負債が一般的に受け入れられるという、階層的な決まりが存在していることを捉えている。いくつかの点で、政府の負債には信用リスクがないため、ピラミッドの上位の負債ほど信用度が高い。確固とした規則ではないが、銀行負債、ノンバンク業者の負債、そして最終的には家計の負債へとピラミッドを下るにつれて、リスクは上昇する傾向がある。第二に、各階層の負債は通常、自身より高い階層の負債をレバレッジする。この意味で、ピラミッド全体は(比較的少量の)政府負債をレバレッジすることに基づいている。これは、次の節で説明する概念だ。

図9.1は、レバレッジの概念を視覚的に表現する、(ハイマンミンスキーとダンカンフォーリーによって開発され、ステファニー・ベルによって拡張された概念による)「ピラミッド」を示している。ピラミッドの最上位にあるのは、これをマネタリーベースと呼ばれる政府負債であり、中央銀行の預金や発行済み通貨(紙幣・硬貨)で保有されている、全ての銀行準備の合計である。ピラミッドの最下層には、他の全ての金融負債が含まれる(これらには、非金融事業体の負債と家計の負債も含まれる)。

図9.1 ミンスキー・フォーリー・ピラミッド


結論


本章は、政府が自国通貨を発行している、主権貨幣システムの特性を定義・検証した。
今日(そして歴史を振り返っても)の世界のほとんどの国はそれぞれが自国通貨を採用している。なぜならこれは、国家の独立と財政主権に結びついているからだ。また我々は、なぜ変動相場制が一般に、最大限の財政・金融政策の余地を提供するのかについても説明した。対照的に、為替相場を外貨や金に固定すると、一般に政策の余地が減り、要求に応じて通貨を交換するという約束を政府が履行しなくなる可能性が生じる。多くの人々は、価値のある何か(金・外貨)で通貨を「裏づけ」する必要があると考えているが、本章では「税金(またはその他の国民の支払い義務)が貨幣を動かす」という概念を紹介した。言い換えれば、市民が税金を支払うために政府の通貨を必要とするならば、それはその通貨が受け入れられるのを保証するのに十分な状況だ。
最後に、政府通貨の「レバレッジ」の概念について議論した。民間の負債と信用は、政府の計算貨幣で表されている(それは、通貨の額を表している計算貨幣と同じものである)。これらの民間債務の一部(特に銀行要求払預金)は、要求に応じて政府の通貨に交換可能だ。これらは、政府の通貨を使用して「清算」される。その他の種類の民間債務は、銀行負債を使用して清算される。このことは、「ピラミッド」という概念を導出する。そこでは、政府の負債が最上位の負債であり、ピラミッドの下位の負債によって「レバレッジ」されている。

出典


Grubb, F. (2015) "Colonial Virginia's Paper Money Regime, 1755–1774: A Forensic Accounting Reconstruction of the Data", Working paper No. 2015-11. Available at: http://lerner.udel.edu/sites/default/files/ECON/PDFs/RePEc/dlw/WorkingPapers/2015/UDWP2015-11.pdf, accessed 16 May 2017.★
Smith, A. (1937[1776]) The Wealth of Nations, 5th edn, London: Methuen. Available at: http://www.econlib.org/library/ Smith/smWNCover.html, accessed 4 April 2017.

後注


1. 納税は労働者の金融資産を減らす。なぜなら、彼らの銀行口座から納税分が引かれるからだ。同時に、税金が支払われると政府の資産(労働者が負っている納税義務)が消滅し、政府の負債(民間銀行が保有する銀行準備)も消滅する。これは支払いシステムの実行例であり、第20章で詳しく分析する。
2. ユーロ加盟国は、ユーロ建て通貨および債券を発行する。これらは、欧州中央銀行の負債に交換できる。


https://ideas.repec.org/f/pgr272.html

https://www.nber.org/system/files/working_papers/w22192/w22192.pdf
バージョン違い多数

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