R. L,ホール C. J.ヒッチ「価格理論と企業行動」 R.L. Hall C. J.Hitch 1939 Price Theory and Business Behawior. Oxford Economic Paper
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フル・コスト・プリンシプル研究(2) - --- RL Hall Z CJ Hitch oftai
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R. L,ホール
C. J.ヒッチ「価格理論と企業行動」 R、 L. Hall
C. J.Hitch
1939
Price Theory and Business Behawior. Oxford Economic Paper
https://academic.oup.com/oep/article-abstract/os-2/1/12/3105586
R. L,ホール
C. J.ヒッチ「価格理論と企業行動」
(Price Theory and Business Behawior. Oxford Economic Paper, NQ.2, May 1939, PP.14-45)
フル・コスト・プリンシプル (full cost principle)については内外ともに ... もつて正確に R. L. ホールと C. J. ヒッチの本文の深さを読みとることが必要かと思.
フル・コスト・プリンシプル研究(2) ―R. L. HallとC. J. Hitchの所説―
宮坂正治*
経済理論がしばしば迂遠かつ非現実的である理由は,そのフゴ法が 誤つていることになく,その禺発点となる仮定がそうあつてよい ほど事実と合致していないLとにある。**
E,H.チェムバリン
序
フル.コスト。プリンシプル(full cost principle)については内外ともにすでにす く・れた論稿が多くある。いわゆる平均原理(average l)rh璃)1の と限界原理(margiual principle)とのいずれが,現実の企業経憎や経済の行動のなかにひそまれている法則な
如ii縫に明確に袈明しているかどうかについては,これまで種々論議されてきた。 ここでは,こうした論議に入る前に,R. L,ホール(R、 L. Hall)とC. J.ヒッチ(C. J.Hitch)の1939年の論稿である「価格理論と企業行動」(Price Theory and Business Behawior. Oxford Economic Paper, NQ.2, May 1939, PP.14-45)をそのまま和訳し
て,厳密にこのプリンシプル良体の内容を明らかにしてみたいと思う。内外のフル・一" スト・プリソシプルに関連した議論をうかがうに,憲聞のためか,案外R.L.ホールと C.J。ヒッチの論文それ自体を綿密に分析したものはきわめて少ないようであり,こと にわが国においては,その感が深いのは筆者のみであろうか。
そこで,本稿では,できるだけ,R,L,ホールとC.J.ヒッチの前掲の論稿を忠実に そのまま和訳して,問題点を探るよすがとしたいと思う。R,L.ホールとC。 J,ヒッチ の研究を批判したもののなかには,ただそのインタビ。、一した対象が少ないという盤的 欠陥を指して,その結論の一般性に疑義をはさむ向きもあるが,いまのところ,筆者良 身は,質的にきわめて詳細なインタビューが行なわれているならば,必ずしもこの疑的 なことは問題でなく,むしろ,間題は質的にどの程度深く突っ込んだインタビ=,.・一一をし て基本的な解答を得ているかどうかにかかつていると思う。その魚からいつても,まず もつて,正確tr=・R.・L.ホールとC. J.ヒッチの本文の深さを読みとることが必要かと思 われるので,とりあえずここではこれを行なうこととする。
1.はしがき (12ページ)
ここ数年間,オックスフォードの経済学者のグループは景気循環(trade cycle)に関
* 信州大学繊維学部工業経営学研究室
** @E.H. Chamberlin:The Theory of Monopolistic Competition;ARe・orientation of the Theory of Value. Cambridge, Massachusetts,1933, Preface,青山秀夫訳『E. H.チェ ムバリソ;独占的競争の理論一hlli値論の新しい方向一』昭.41,至誠堂, p. XIII,笛1版への序文.
連し燗題を耽して・鴨漁ら瞭鞍(bu・1・...1・...)との議論a,撚加』その
方勘中に含めその多くの蝶馳・伽の徽での働(pr・c・dur・)について噸問
にも粉親鵬応じてくれた・さらに伽幽の糊・・中に嚇脇燃1勤曜蹴 (°u'p・t)の瀧ll 三拠ウ・採∫11され微策についてa)1 1脇無れていた。
ノ'P・ド氏(M・・H・rr・cl)とホー...,tC'(M・.1-ktl1)と・V・m,・937鮭1938年とのイギ リスの学会(B・iti・h A・s・ci・ti.on)の昭門で1訪勧げたペーん鴫・・2、・・うの蹴の
結果の若干を発表している。 こ捗嚇文のいずれ訟 :liさJ}・・t・・'かつた.そし瑚在...備:燃,そ纏λ徽配)
られた 磁物論鼎ク・徽磁礎づけし蘭三蹴も念んで;1...り諒副1・実から熱し た理論的髄繍火し修1εする・それ蘭んでいる外タは,グルーカ,撫の人1.、、.1:
つ鯵めら批・そして初(株)よ餓磯論された諮灘1叡,そ峨べる筋脇と の論:文の獅揃部!・・Ntこのみ責任をも・)のみで叡1、,,
論:や踊肱イ・ター賎一に陥して,麟家(bushleSS me11)がかれら,の憾
物にどのよう嫡髄網『とか・盤するのにどのよう罐踊鰍蹴るとカ、を、醗 することである・そbl・は,1囎ll蹴m・r・至・・1・・...)と限界収益(inarglt'i、1 reventi。:)と,、
観軸ら備麟や酬1隙・脚・・)」晒芝の1昧の頒の搬1:1勺な適燃に蹴創彙げ かけたり・最近の経済学説澱襲棚bる傾1簾ある麟駈了動(,n・,。P,,。。urial b,h、、 viQu「)の1斌(m・d・)を示唆する・・れはい砂る「・...以ト.プ〃シヅ、レ」
(full c・st・principle)に儲の基礎づけをおくものであ1・,肝瀬llに 醐する。灰 する。
2. 調査結果の意義と限界
行なつ妨法は凶:んで徽てくれそうな蝶家野頒問顯((IUesti。。lti,。)を提 出し・イン弼一して詳細1・受略えによつて灘するも・・であつた.瀦逮は,。 の繍の謙の不髄強く鰍して・・る.われわ櫨俘・ビ:= "したteつた38人c。ta
業家醐査線(・・id・nc・)を考察した・そし貸れは決鋤嫡1瀟を備三するの喘 まりにも少なすぎるサンプルである。これらのうち,33は大きく多様な物の製造業諸, 3は小売鵜(・e・・il...)・2腱鞍であつた.かくて,サンカ・は製造縮の好都合
雅至。騨こ強く偏つており・その糸誤論はとくリットルの蝶渤・イブに【縣している。 それはまた蝦の企業は鰍の紹介(pers・nal int・。d...i・1・s)}・よつて近づきになつ
たという事実によつてもまた傭つており,そして,それは恐らく,インタビ凱一された
企業家は平均的縫撒より・より1鋤面勺でありよ蜘識畑で覇う.サガルの貧
弱なことと偏つ雌格に照らして・い力輔醸も,糊筋法で働掲企業の磁 なパーセソテイジには醸性をおく・とはできないので,その返事の鰍をSax IEする。
とはできない・そして搬的には,その讐は,現代の繍蝋でOよあまり鶏的噸要
でない働を蝿としてみなL・はつき1・した撚であるものをも異常と紘轍1筋 あるとい擬い轄者の心の牝残さな・・く・らい粉はつきりした・・粥ンにあてはま つている。
この論文のなかでは,その調査結果(evidence)の概要のみが述べられるであろう。 この証言は大部分,関連ある質聞に対する特別な讐えからとられている。しかし,それ はある場禽には,結果として起こつてくる議論や補助的な質間に照らして知識を補うこ とが必要であつた。企業象(entrepreneurs)の答は,適切な項目のもとに33-45ページ の附録においてわかりやすく説明を加えた。 以上述べたのはいまの論文の重要な部分とみなされるべきであつて,その部分はその 議論が基礎づけられた実際的な表現によつて説明せられるとき,もつと明らかとなるだ ろう。
3,価格政策および産出量政策の最近の学説
企業家の価格や産出量政策についての最近の学説の藻礎は,企業家は限界収入と限界
費用とが等しいところの点まで生塵を拡張するということである。生産物制勝におけゐ
完全競争あるいは純粋競争の特殊の場合で1ま,限界収入は価格に等しく,そこでは限界
費用も等しいと考えられる。要素市場(the market f()r the factors)での純粋競争の特
殊な場合において,限界嚢用は一単位だけ産出鑛二を拡大するに必要な附加的な要索の費
用に等しい。そしてこれは限界収入に等しい。
あらゆる他の場合において,〔盤別価格(discriminatin9 pr]ces)が課せられる場命を
除いて〕限界収入は価格より小さく,限界嚢用は附加的要素の費用より大きい。そして
企業内均衡の唯一の法則は,限界収入と限界喪用とが等しくなるということであるc,
平均費用と平均収入との均等は,もしそれがいやしくも(at ali)起こるならば,平 (14ベージ)
均収入が平均費用をこえる場合の新企業の参入の結果として起こるものと推測せられる。 そして古い企業(old ones)の脱落によつて,逆の立場となる(すなわち,利益や損炎 の刺戟のもとで)。それは,特殊な企業象がひき起こそうと試みる均等でもなければ, あるいは実際に,企業が欲する均等(one)ではない。いくらか不満足ではあるが,「自 由参入」(free entry)が可能であつて,平均収入と平均費用とが均等という長期的傾向 がある産業と,自由参入に対する障害があつて,そこにはこの傾向は存葎しない他の熊 業とは区別する慣習となつている。
「限界収入と平均収入」や「限界費用と平均鰻用」という用語の正確な内容は,普通 曖味のままに残されている1)。チュムバリン(Chamberlin)教授を含めて大概の藩蔚は, 長期均衡に集中した。そこでは,曲線のための適切な内容を発見することの困難は最小
1)たとえばJ,Pビンソソ(Joan Robinson)の『不完全競争の経済学』(Eco・・omics・∫ lmpe一 ガ協Comf)etitio71)p、21と比較せよ。 「広告の存在に.よつて,個別需要曲線の問題1こ複雑性 が灘入されるが,ここではこれらの複雑性を無視している。」;そして同じページにおいて: 「不完全競争の条件のもとで運鴬されている一つの麓業においては,その産業を構戒する諸企 業のおのおのの生産物に対する個別需要曲線が,ある程度までは,それ以外の企業の価格政策 に依存するという事実から,一定の園難が発生する。.........しかしながら,なんらかある企業 に対する需要曲線を拙く場合には,この影響を考慮することができる。個々の企業に対する需 要曲線は,その価格の変化が,それ以外の企業が課した価格の変化をひきおこそうとひきおこ すまいと,その企業の課するなんらかある価格の変化によつて生ずるところの,その企業の坂 売におよぼす十二分な影響を示すものと考えてさしつかえない。ただこの間題を詳細に考察す ることは,われわれの目的とするところではない。」
となる。しかしながらここでさえ,きわめて重要な間題がある。望朝」の側では阪売望ll用 の配分について,需要の側では販売費用と需要曲線との間の機能的な関連や糖1要曲線の 性質についての問題がある。適切な需要曲線は「現実」(real)セこあるだろうか。すなわ ち,価格が変化される時,需要曲綜は実際に何が起こるかを示すだろうか。それ(需要 曲線)は,マーシャル(Marshal1)の需要曲線のように他の企叢の行動にVk ll三1してのあ る特別な仮定に基礎づけられた意味において仮設であるのか。あるいは,それ(需要曲 線)は,想像上のものであるのか。すなわち,それは単に,価格が変化されるとぎ,企 業家が信じるところのものが起こるであろうことを示すものであるのか。"f・ ':Lンバリン 教授は,これらの困難の組織的な解決を試みた唯一の著者であるが,かれの取扱いが確 定的であるとは主張することはできない。
相対的}こ無視されてきた短期においては,解釈についての圃じ種類の困難も残~{置がさ
らに,他の困難も出現してくる11ここでの唯一の均衡の法則は,限界費用と限界収益、と
の均等である。しかし適切な限界曲線は,短期あるいは長期の平均11(株)無からひかれたも
のであろうか。おそらく,大概の経済学潜は,それ(限界曲線)ば,企業象が与えられ (ISべ一ジ)
た設備でいくら生鷹するかを決定するのに考えるであろう短期限界費用であつたし,長 期限界戦用は企業象が設看構を拡大するかあるいは縮少するかな希鍛しようと考えていた ときのみ適切であると需うだろう。おそらく,かれらは,短期と畏期との需要曲線との 非常に重要な差別をともに無視するだろう。というのは,需要条1'トはある意味では時間 をこえて(over廿me)aソスタントのままであるということが,分析において仮定す ることが長く慣例となつていたからである。将来における需要は,単一の需要曲線から 限界収益をうることを不可能にする将来の価格と同様,現在の価格に依存するという事 実は,もしそれがいやしくも考えられるならば,「のれん(go()d will)を維持する」と か「市場を略奪する」とかの簡単な関連で通常忘れてしまうものである。 企業は販亮する市場の性質の基礎で生産する種々の「条件」(conditions)を1圧別する ことは近年慣例となつている。主としてチュンバリソ教授に基礎を鷺く,つぎの分類は, 薯看にとつては徹底的であるように思われる2)。 (1)純粋競争(pure competition) ここではいかなる単一な生産者も,か れの産出量を変化することによつて有意義に市場価格に影響をおよぼすことができない。 (2)純粋独占(pure monopoly) そこでは,企業の需要曲線はマイナスに 傾斜される。そしてそこでは,近接した代替物がないから,かれの価格あるいは魔出鍛 の変化はいかなる他の生産者をして変化させるようなことはないと企業家は仮定する。 (3)独占的競争(monQpolistic competition)あるいは「多占」(polypoユy) そこでは企業の需要曲線はまたマイナスに傾く。というのは,その盤産物は他と区別 されるからである。かつそこでは,彼の需要曲線は,他の生産潜の反作用とは独立して いると想定する。もつとも独占の場合と同様ではない。というのは近接した代替物がな いからではなくて,いかなる企業も価格や魔出鍛の変化によつて有意義な範朋まで影響
2) 独占の定義はチェムパリソ(Chamberlin)教授のものとは一致しない。(30ページの第9糞を 見よ。そこではイソタビ、x-'一された企業はわれわれの分類にしたがつて整埋されている。)
されないグループ内では,あまりにも多くの競争者が存在するからである。 (・1)擦占(oligopoly)q寺殊な場合として複占(duopoly)を含めて) そこ では少数の企業がまつたく岡じ生産物を生巌する。そしてその価格や産出量の変化は,
一つやより多くの競争轡の価格や魔出量の変化をひき起こすということをお互の企業が
実現する。 (5) 「募占での独占的競争」(monopolistic competition with oligoPoly)あるいは「小 グループでの独占的競争」 (m11nopolistic comPetitiOll hl the sinall group)
(16べ一・tY) そこでは,生廃物が差別化されている多占と同様である。しかし,彼の競争者の価格
政策は彼自身の価格政策とは独立しているというように,生産噺は仮定しない媒占と1司 様である。 学術用語では,独占考(monopolist) (あるいは独占的競争漸)}ま,かれの盗産物と 他の一つの企業の生熊物との闇の需要の斜弾力性(cross elasticity)が無視され,そし てかれ自身の需要曲線はそれがため「有限」 (determinate)であるという事実によつて 寡占潜(oligopolist)とはfig'.別される。もし彼と他の企業の生,塵物との間の斜弾力性が 無視されなかつたならば,かれはかれ自身の価格の変化に対してこれらの他の企業の可 能な反作用を説明すべきである。かくてその位遣は擦占的となるであろう。 1 もし存雀するならば,これらの斜弾力性を小さくさせる傾向のある二つの要因がある。 第一は,代替の弾力性が企業の生産物と誰か他の企業のものとの聞において高い消費 者3)(あるいは潜在的消費者)の割含の小さいことである。そしてその粂件は企業の需 要曲線を非弾力的にさせる傾向のものであろう。というのは価格の変化後,恭順を乗り 換える消費潜の数が小さければ小さいほど,その需要をみつけるべきもう一つの企業に 有意蜘こ影響される度合は同様に少ない。第二の要因は,他の企業の生魔物の間で影響 された消費岩の「分散」 (scatter)の範囲と落着き(evenness)である。分散の範囲は 大きくそしてその配分も等しくという:二つの場禽がある。 (a)独占の場合(that of monopoly) ここでは「グループ」(group)あるいは「産業」(illdustry)の1・卜1に唯一つの企業があ る。もしその価格が上昇するならば,いくらか消費渚を失なうであろう。しかし(普通 の意味において)近接する代替物がないならば,虫る消費者はいかなる単一の企業の需 要も有意義な範囲まで影響されない所得を消費するかような様々の択一的な方法を選び そうである。
(b)独占的競争の場脅(that of monopolistic competition)。 ここでは「グループ」(group)のなかに多くの競争者があり,そして一般的にはグ々 一プの中のある企業の生産物とある他の企業の生魔物との代替の弾力性はその企業の消 費者のかなりの割合にとつて高い。もし企業が価格を引上げるならば,企業が失う消費 者は大部分,グループ内での代替的な生産物を選択するであろう。しかし多くのかよう な生産物があるから,そして,消費者の選好は公平に均等にかれら(多くの競争巻)に
3) もちろん,買乎の数によつて適当にウェイトづけられたものがおのおのなされる。
分配されるから,特別な企業によってえられた数は無視されるものと思われる。 (17べ・・ t")
これらの定義から,有限な需要曲線で独占と独占的競争との境界線の場合ができゐ。 その「グループ」は漠然としており,不満足な分割である。そして,たrsh-一つ,「多くの」 あるいは「典型的」 (typical)な消嚢者の生産物の閥に高い代替の弾力性によつて限定
されうるのである。一般的に,代替の弾力'1生が「グループ」のなかで作用する企業の生 藍物の聞で高い消費潜の割合が小さければ小さいほど,有限な需要曲線と一一・一致したグル ープ内での企業の数は一層小さくなりうる。イソタビバーの証欝は,あ為整沢な流行的 な財の搬に・斜弓勒性力撫視しえられる.そして鰯堵の反で欄繍視しえら描。 たつた一つ,かなり少ない企:業(very few firms)が普通考えられるものとして「グル ープ」あるいは塵業内で作用している事実があるにもかかわらずのことではある。4)
隈界費用と限界収益によつてなる企業の均衡の「現代掌説」(current cloctririelは, われわれの分類の範晦の最初の三つ,すなわち純粋競争,純粋独占および独占的競争に とつてのみ,その単純な形で悠用されている。それ(企業の均衡)は,残りの二つ,すな わち擦占と羅占づきの独占的競争では成りたたなかつた。これらは牲殊な場合として,
脚注に地位をおとすかあるいは数学港にまかすかであ為。というのは,個人企業のZl擁 物にとつての需要曲線,そしてそれがため限界収益は,企業の価格や鷹比欄二政策が相互 依存的である搬には不確かであるからである.試みは,よ蝉純な規則の灘嬢化 によつて,これらの最後の二つの場合に均衡の闇題を解くようになされた。しかし,い
かなる試みも現代学説の部分を考慮されるべき十分な是認には斑遇してはいない。
潜在意識的には,他の問題を取り扱うときや教えるとき,大概の経済学楷はおそらく,
例外的である塞占の場合を考え,そして,限界磯用と限界収益によつて単純な分析の一 般的な関連を仮定する。かれらは,企業の生産物にとつての需要の蝉力性は,「独占度」
(deg「ee°f m°n°p°'・)のよい艘であ・・と,生産は,・の弾力性・楠撫擁魏
の率5)に等しい点まで行なわれること,もし,その弾力性がこの率より小さいならば,
価格は上昇し,もしこの率より大きいならば,価格は引き下げられるということを想定 (l8べ-y)
する。6)おのおのの要素が,限界生産物が賃金に等しい点,あるいはもつと一般的にい えば,その限界費用(供給の弾力性に依存して)がその限界収益(その生塵物にとつて の需要の弾力性に依存して)に等しい点で雇われる,7)とかれらは仮定する。
4) 著巻は,あとの論文において,その分類の意味を発見させるつもりである。 5) というのぼ,これは限界費用が限界収益に等しいであろう点である。
6) 煖c翻)ビ簾。(Joan Robinsonところを見よ。)の『不繍争の経醐(・一伽伽...一
た膿鵠ナ響調繋)のの『響騰騰硲41錦1灘・艦奮
応用さるべき上の分析にとつては,企業象は事実つぎのようにあるということが必要 である。(a)(たとえ黙示的でも)かれらの需要曲線の弾力性と位櫃iの仮定を設けること, (b)推定限界収益(estimated niarginal revenue)と推定限界費用(estimated marginal cost)を均等にする試みをすることである。われわれはほんの僅かの成功ではあるがt われわれが会つた企業家から需要の弾力性や価格と限二界費用との関係についての情報を えようと試みた。われわれの報告潜の大概のものは,弾力性と同様正確なものについて はつきりしていなかつたし,また,かれらの大概のものは広い種類の生麗物を孟1三産して いるから,費用を説明する数字はどれだけかを返琳するのもわからなかつた。加うるに, 多くは,おそらく大概は明らかに,黙示的でさえ,需要の弾力性あるいは限界(平均的 な素数〔prime〕に反対するものとして)費用を推定す為効果がない。そしてかれらの うち多数のものは価格形成過程にその知識をわずかかもしくは少しも関連のないものと 考えた。おそらく非常に例外的な条件を除いてほ。
3. 「フル・コスト」政策
解答の最も顕著な特徴は,かれらの価格政策において,限界収益と限界費用との均等
によつて,利潤を極大にするように,われわれにはみえるところのものを明らかに志向
していない企業の数であつた。少ない場合ではあるが,これは,企業療が,また長期の
需要と費用曲線によつて,短期においてさえ,轟i〔接的な利潤よりもむしろ長期の利潤を 考えているという事実によつて説明されうる。これはある範闘まで,普通,かれらの政 策を述べる際使われる文句一「のれん(gooclwill)を勘定に入れる」h-一・一ということによ
つて示される。しかし,説明の大部分は,われわれが思うに,かれらがともに異なつた 言葉で考えてい為ことである。すなわち,それは価格形成において,われわれが「フル ・コスト」 (full cosのと呼ぶであろう「めのこ算」 (rule(》f thumb)を応用すること を試みていることである。また,極大利潤は,もしかれらがこの規則の応用からまつた く成果をうるならば, (あるいはできるだけ発展的に)偶然的な副産物としてそうする
だろう。 (19ベージ)
企業家研E倒的多数は,完全平均費用(f・ll・ve・ttge cost)に藻礎づけられた価格は (利潤の便宜的な一定額を含めて)「正しい」(right)価格である,すなわち課せられゐ 「べき」(ought)もの(価格一the one)と思つた。8)ある場合には,これは「与えら
れた」商晶のフル・コストを計算することを意味し,費用に等しい価格を課することを
意味した。他の場合には,それは消費者に受けとられることを証明された,伝統的なあ
るいは便宜的な価格から作用しており,そのフル。コストが「与えられた」価格に均等
化するフル・=Zトまで,その商品の品質を調節することを意味した。企業家の大多数 eJ ,かれらは実際,フル・コXトを課したと説明したし,少数は,かれらは例外的に高 い需要の期間にもつと大きく課したかもしれないということを認め,そしてより多くの
8)かれらが「フル。獣スト」政策に執糖する厳蜜さにしたがつての分類にとつては,26ページの
数々は,例外的に不景気蠕要の期閻に小さく細られたと説肌た.それでe、1,「競 争」の効果は何であつたか・主として,それは,近似的には調様な{[三産物vcとつて同 じ価格醐榊勺姓産者の「グ・レープ」内に支配せんがために俺接費と共1敵に加えら れることができる利潤のためのマージンを変形して企業に鯨入するように患われた。_
つの普通の過程は強い企業によつて,それ鵬のフル・・スト水詑1聴の価格の設定であ り,また・「グルL...一プ」内の他の企業によつてのこの価格の承認であつた。他は,無意 識なものであるけれども有効に協定したことによつての価格の到達の範囲であつた。そ
してそこにグループのなかのあらゆる企業は「フル・コxト」の岡じlll(則に作用して, 独立して同じような結果9)に到達しようと努めた。
「フル・コスト」を計算するさい,それぞれの企業にょつて使用される方式ぱ,証霞 の図におけるB欄の情報を引用することによつてみられるであろうように,詳しくは異 なつている・しかしその過程は町・公平ではなく,つぎ¢)ように一般化さ才、うる。すな わち・戦当り主要な(あるいea「蔵捌)蜘は糊査としてとられ,その1物酌な割 合が共通蟹(あるいは間接費(Oncost),あるいは間接費(indirect CQst))をプ」バ_すべ くなされる・そして・その上に繊白勺な附加(しばしば10パーセソト)が利潤とみなさ
れる・販売蜘は通常諒た,資本利子は熱に,共耀1にふくまれる.そう舗漁
いとき,かれらは利潤の附加がしんしやくされる。 もし「フル。コスト」の大きさがどうあつても要素(fact()rs)の供給佃1格と生産の技術
的条件から推論されうるならば,それ(フル・コスト)は経済分19〒にとつて有用で爵,k3
だろう・これは粛実,四つの理由から不可能である。第一は,企業ぱ必ずしも「最適」 (2oぺ の
(optimum)あるいは何か他の大きさではなく,それで,内部(internal)経済あ為いは
不経済が数字に反映せられる範臨よ,歴史的な偶然性1D)に依存する。第二は,共通磯の
附加は・全体の共融力肥ナされるだろう産雌を計算するために採用さ滴政策にし
たがつて変化するということである。第1表が示すように,企業の半分以上のいくらか
が,実際あるいは推定の産出墨の数字,他の企業(the others) (・一・me的e:もつと競争
的な企業を含めて)が完全なあるいは'囎的に「フル」罐と職の数字・を使用した.第
三は利潤の慣習的な附加が企業から企業へとそしてまた異なつた生産物11)の企業内でさ
え変化するということである。第四は需要に依存する販売費用が含まれるということで ある。12)
9)のし f欝灘欝霧碧難黙!。漁騰難宴勢う蹴粥 して「標準」費用を使用することを叢張された。 闇
1蟻贈灘灘鯉糊駐幽鼎盤綴繕購1溜 藩繍難蹴lll欝藷麗灘灘:羅諄奈来
11) 与えられるとぎ,この樹酌は,附録B欄に述べられている。 12)販売費の蚤についての情報は,与えられるとき附録E欄に発見されるだろう。
第1表 共通費の配分のために推定され為産出量 (フル・コスト・プリンシプルに間執する緊窃さにしたがつて分類された企業)
固執しない 厳密に固執する 普通に閲執する 原則として固執する
囎的あ・い睨全轟際的あるし'e'」:-T・
4 7 5 6 1 2
漠然としたあるい は4鯖阯」報
8 1 4
合計 [ 1・ 1 15 「 1・
企業塚はなぜ限界費用と限界収入を等しくする試みよりもむしろ,限楚されたように 「フル。コスト」に価格を基礎づけるであろうか。フル・ロスト政策に圃執する30の企
業によつて与えられるこの間脳に関連する情報は,附録のC欄で説明され,第2衰一鎗 5表}こ表示される。
返答の研究は,すでに引き・合いに禺したが,価格はフル・: .xトに等しくある「ぺ き」であるという強い伝統の存窟を確める。この伝統は,ある範闘まで競争に紺する公 平の理念によつて説明され,そして,疑いもなく,フル・コZト政策に固執する理由の 一つである。企業寂がこの政策を引き出すのに最も重要と思われる他の要1颯は六つの項 目に総括されるように思われる。
(21ページ)
これは「正しい」価格であるという信頼
フル。コスト・プリソシプルに,固執する理r壬II3)
第2表一 般
514) 協会(Association)に対する忠誠 2 その適性を証明した経験 2
第3表 フル。コスト以上に課さない理由
競争者あるいは潜在的競争者の恐怖 (他の者が上昇にしたがわないという信頼も含めて)
かれらは高い利潤をえようとしない かれは大きな一..AJV]の総売上高を選ぶ 費用に関して技術的に知らされた買手
・1儲磐饗者のうち) 莞
3
13)二,三の意昧はおのおのの範疇において爽際の数に到達せられえない。というのは大概の場 合,企業家によつて自発的に申し出たたつた一つのこれらの理由が含まれるからである。かく て,費用以上に諜さない理歯としてたつたヨつが買手の技術的な情報に述べたという蹴実は他 の27の場合には,この理由は作用しなかつたということを意味しない。 14) これは高い利潤にいかせようとはしない第3表の二つ,費用以下に売るのに準道徳的な反対 をもつた笛4褒での八つ,さらに,安定性を妨げていやにさせる第5表の三つを除外する。
第4i楚フル・コスト以下に課さなトン鯉由 ゚
価格に感じのにぶい需要 競争潜は切下げにしたがうだろう かつて低めた価格を引上ける困難さ 取引協会(Trade Association)の最小価格 競争者との協約 費用以下で売ることに対す準道徳的反対 小売業春によつてパスされない価格切り下げ
第5表 (たとえ固定的であつても)かつて決定した価格を変化しない理山
顕乎の心での慣管1的なlllli格 5
買手によつてきらわれる価格変化
市場価格の安窟性を妨げることの嫌さ
4 3
(22ぺmaジ2) (i)生塵岩たちは,みずからの需要曲線や限界収入曲線を知ることができないこと,
これには:Dの理由がある。(a)かれらは消斐il満の好みをタIIらない。(b)たいていの生灘尚 たちは寡占巻であり,かれらの競争者が価格変動に対してどのような反応を示すかなに
も知らない。 (代) 生産者たちは,かれらが価格を切り下げたならば,競争者はどのように行動する かを知らないにもかかわらず,競争者もまた価格の切り下げをするのではないかと懸念 する。 (iii)かれらは,もし価格を引き上げたならば,競争...者はどのように行動するか知らな いにもかかわらず,競争渚は,全然価格の引き上げを行なわないのでばないか,あるい は引き上げたとしても,問額までは引き.呂ずないのではないかと懸念する。 (iv)価格は,生産麿間の実際の協定あるいは階黙の協定によつて,引き1'Fげられない。 なぜならば,生産者グループ全体の需要の弾力性が,この:一ス(価格引き下げ)を有 利とするには十分でないという確信があるからである。15) (V)価格渉フル・ロストの近傍にあるかぎり,生産者たちは,爽際の協定あるいは暗 黙の協定をあらためて,価格を.ヒ昇させるようなことはしない。なぜならば,これは
(価格の上昇は),短期的には有利であつても,結局においては,新しい加入者のため に企業の基礎が弱められるという結果をもたらすと考えられるからである。16) (iv)価格変動は,しばしば非常に高価な犠牲をともない,セールスマンにとつてや つかいなことであり,卸売商や消費者にとつて嫌われる。幾らかの企業...薮は,消嚢潜が 固執する慣行的な価格(cQnventiona1 prices)があるということや,これらの場脅,明ら
15) ここにおいて,かれらは大概の場合,確かに正しい。というのは全体としてグループの生麗 物の需璽の弾力性は一企業の生産物にとつてのそれよりも小さい。 16) もし価格が,企業家がフル・コストのレベルと考えられるところのもの以下であるならば,
かに不利である大きな唯一の価格変化が可能であるということを意味して,この慣行価 格が課せられるという事実を明らかに塗照した。 あらゆるこれらの理由は,価格を慣行的な水準から変化することにさからうものであ
る。カllうるに, (i)は,限界嬰用を限界収益に等しくするという二蔚択一的な価格政策を採用しな いことの一つの理由である。(vi)は姫期限界費用と【恨界収益とを均等にすることな銀
ましくないようにさせたり,ほとんど不可能にする。そして(v)は利潤の「合理的な」 (reasonable)附加一伝統によつて増加された傾向一を含めての「フル。コスト」より
高くはない慣行的な価格水準のための一つの理由である。 もし均衡の位1置を幾何学的に説明することが欲せられるならば,これは,塞占的な要
素がねじれた(kinke(1)需要i購1畏の使用によつて現われる典型的な場合になさ才偽。そ (23ページ)
してそのねじれは,価格がフル・コスト・プリソシプルに圃定せられて!実際に成立する 揚脅に起こるのである。この点のうえでは曲繍温:弾力i/l勺である。とい弓のば価格の上昇 は,余分の版売をとることを樹ぶところの競争者によつては従われないだろう(あ為い はそうそれは恐れられている)からである。その点以下では需要1よあまりにも小さい弾 性値である。というのは課せられた価格引き下げはこれ以外では取引を央なうであろう
競争岩によつて最後には追従する B だろうからである。もしこれが編
。 、、 要曲線の繍であるならば,限界
N 、、 費用の広い範囲をこえて,現在価
、 、
P掃}(existing price)1ま躍i二も有'不Uであ sN
MRa 、
、 sN
N、
、
、s
'ミリ\、、 るということがおこるであろう。 一一'一一A また,あたえられた肇1用で,この
×、
o るであろうからである。 第1図 二つの図(第1図と第2図)と は読嵩が議論において一一つの点を
把握するのを助けようともくろまれたものである。すなわちあらゆる図と同様,それら は説明する意図をもつ環境以上にもつと非常に正確である。 第1図において,AAは,もしあらゆる他の企業がPで価格を維持するならば,「グ
ループ」のうちの一企業の生産物の需要曲線を代褒する。BBは,もし他のあらゆる企 (24ページ)
業がそれがなされるとき,価格を変化するならば,企業の生麗物の需要噸線を表示する。 これは市場需要の比例的な分前である。
もし競争畜が,誰か企業がかような運動をはじめるが,しかし,たつfo 一一つの企業が そうするならば,この点以上に価格を引き上げないとき,P以下に強いて価格を切り'ド げるならば,Pで価格を維持することは,誰かの企業にあまりにも有利にな著,ことにな るであろう。というのは,それ自身の需要曲線はPでねじれをもつ,ものものしい線の 形状をもつだろうからである。もしMRaが曲線AI)に対する隈界収入IHI線であり,ま たMRbが曲線PBに対する1恨界収入曲線であるならば,企業の限界収入1111線は,点P 以下で不連続である。
、・、・\・tt @ 熱て・鱒の限界糊 Ns \ ・、 lll1線がPQR直線とQとR
、 、 \ との間の点で楽わるかぎり,
B P \ヤe⊥ Pをよ∫醍も腐禾llなノ謙蟻費あり, 、・ '、AC 価格ぱそれがため安黛的で
、、、 、、、d" あるo
もし需要曲線が位1醗を{変 えるが,しかし,ねじれが 同じ価格のところのままで
O A あるならば,なおPの輿際
第2図 的な位騰以ドの頭i癖線の上
の二つの限界収人Ell1線との 闇の範囲があるだろう。そして価格は限界望紐用の広い範鵬で安建的であノ)うc,
(25ベリの 第2図において,ACは,利潤を除外しての,企業の短期平均費用曲線の一部分を示
す。もし企業が燦出鍛OAを販売し,利潤の点で,その平均費用の10%を加え峯,ならば, OBでその価格を設定するだろう。そしてまず第一・la,その価格で何を需要せられよう とも喜んで販売するであろう。もし他の企業が同じ方法で行鋤するならば,第1図と関 連して説明した理由で価格は安定するだろう。曲線d'd',ddおよびcl 't d ・tとは,実
際に需要曲線によつてとられる種々な位概を示す。ただP点のみでは,期待されたもの
のつくられる利1閏である。しかし,価格は他の位置に変化しないであろう。同じ量によ
つてあらゆる企業の平均嚢用曲線を低めたりあるいは高めたりする環境は,他方,たと
えば,要素価格の変化のごとくであるが,フル・コスト価格OBの再評価に灘くようで ある。
もし需要曲線がd'd'の左にもつと移動し,あるときにはそこに厨残るならば,価格 は産嵐蚤を維持するという希望で,切り下げられるようである。これの理幽は,それが 左に動くとき需要曲線のより低い部分があまりにも弾力的であるところか,あるいは産 出燈が減少するにつれて限界費用がかなり下がる場合の特殊な環境における以外ば,幾 何学的に説明されることはできないのである。
普通一企業者は恐慌(panic)によつて圧倒される。必ず,価格を切り下げる愚か渚 がある。すると,あとの者も従わねばならぬ。もし需要曲線がcl tt d 'tのもつと右に移動 するならば,価格は長期的には引き下がるようである。というのは長期平均費用曲線は
下降的であり,企業家は高い利潤が競争をひき起こすということを恐れるらしいからで ある。 (第2図において,長期平均費用曲線はP以下の点のいずれかの側の短期曲線A Cの下にあるだろう。)
4. 「フル・コスト」政策に固執する範囲と密度
非常に少ないサンプルから,企業がフル・灘スト政策に閲執する密度に関して一般化 することは困難である。しかし,附録33-45ページと第6,第7,第8の各表とに総括せ
られた答の吟昧は,そうすることを試みることの除外よりもむしろ法則でることを示す。 われわれが調査した38企業のうち,12企業はいつもあらゆる環境で例外を無視す為 と17)「フル。コスト」政策に固執するということが,維持されている。残りの企業のう
ち,15は普通のとき,この意味で「ノーマル」である大概のとき,それ(フル・瓢スト
第6喪 フル・コスト・プリンシプルに固執する度含 (市場ロ)タイプにしたがつて分類)
独 占
寡 占
独占駒競争
寡占をともなう独占的競争
醐執しない もの
1 1 3 3
厳格に圃執 普通1に匿1執 原則として111iI するもの するもの 執するもの
2 1 ・・一 一 3 - 5 2 1
5 9 2
総 数 1・11211・1・ 第7表フル・コスト・プリンシプルへの闇執
消 費 財
織 物 中 間 財
資本財 小売業渚
建築業者
4 4 7 1 2 1 13 13 12
(生塵物のタイプにしたがつての分類)
圃執しない 厳格に圃執
蕾通に固執 するもの
原則として1闘 執するもの
3
もの
するもの
総 数 【・1121131・ (26ベージ)
政策)に固執した。加うるに,3企業(みな織物業者)は原則として固執すると明欝し たが,しかし事実取引の厳しく,絶え間のない不況(depression)のためではない。
17) 「リーダ}のない」(loss leader)うえでの費用以下の販売,ある一つの線での隠された価 格やそのほかでのつくりあげること,大きな秩序での僅かな切り下げは「正しい」(right)圃 執と矛盾した考えではない。
普通あるいは「原則として」 (in prineiPle)陵i執するこれら18企業のうち,12はもし 取引が非常に落ち込むならば,かれらはフル。コスト以下に価格な切り下げゐといわれ る。そしてこれらのうち6企業はもしそれが「そのまま続ける」 (keep goil鳩)18)の必 要性を証明したならば,主要費用(prime cost)セこ対してあらゆる:方法で切りtmドげゐこ
とをあまり欝ばないことを示した。園執する30企業のうちたつた2つの企業は,淀文ttY
充たすのに困難であるとき,例外的に繁栄な時期にオδいて7ル・コスト以」二を課するだ (27ぺ の
ろう。そして,これら二つでさえ,市場が短期において耐えると同様,かような羅境に 課せられるかどうかは疑聞である。注文をとることあるいはそれをすばやく充たすこと を拒絶することによる合理性は「不当な」 (excessive)価格カミ選ばれたことになつた。 企業のある数の行動は,明らかにはフル・mストの用語で説明でぎないcrそして,こ れらは附録では表から劣略され,別々に43-45ページで議論されている。一つの企叢は 多かれ少なかれ教科襟風に行勤する5!lh,tiであるように思われる。四つの企業は公、内二薄 通の時に慎重に価格を切り"Fげる。というのはかれらは, (明示的には窯つの」賜合にお いて)需要はこの方向(COurse)巻有利にさせるだけ十分に弾力的'C"あると描能ぷれた からである。19)
5, 安定と不安定
われわれは価格の安定と不安定のものであると呼ばれる二つの主要な場合を区別する。 というのは,均衡と不均衡という用語は,ここで保証されるにあまりにも確かな欝外の 意味をもつているからである。その区y[yOe*ある経済学者によつて最近,参1歌極的と積極
的な価格政策20)との間になされたものと公平に緊轡に一致している。
(i)相対的に安驚の場合に,各企業は自分自身の方武をできるだけ緊密に圃執する。
産業内で賢用があまり異ならない場舎,あらゆる企業は同じ価格を課すだろう。そして
特殊な企業に対する消費者の近接や接触と周様,消礫藩は市場を不完全にする要因にし
たがつて,かれらの間に配分されるだろう。価格は最も強い企業によつて設定される か,あるいは,ある調整をなすあらゆる企粟での試行錯誤の過程によ・,てである。ある
場合には,かれら自身に注意を呼ぼんがためにそれからかような離反をさせるぺく小さ いかあるいは新しい企業にあまり支払うのを好まない。われわれは,正確にこの価格は 何であるかをいうことはできない。というのは,既に説明した理幽からである。もし,
18)主要費用(prime cost)を切り下げるこれらの場合は,フル・コス1・の用語におけると岡様 に阻界費用と限界収入の用語における分析にとつて困難がともなう。というのは企粟のうちどれ
も完全に粥コ的嬬要曲線をもたなカリたからである.あらゆる六つのケースでの説明は生瀦 が契約をなそうとするということである。一一一Jit概は契約者であり,資水財製造業瀞である一一 そしてそれは生産されたおのおのの単位が独特なものであることを意味する。これはllli酪差別化 をともなうも,また価格と限界収益とを一致させる。 19)「フ・v'・スト」グループにお}ナる二つの企業は,需要を+分に撃勧的であると思つた(稀 な)場合に価格を切り下げるだろうと言つた。 20)たとえば,」・M・ヵヅセルス(J.M. Cassels)の「過剰能力と独占的競争」(EXcess Ca- pacity and Monopolistic ComPetition), Quarter!y・Journal o∫Econo,nics. A(ay. 1937を見よ。
それが公平に広い範囲でどこででも設定されるならば,それはそこにとどまる傾向があ
るだろう。われわれが正確な報告書をうることのできる最も近いことは,これらの条件
がえられる場禽での価格法則が,代衷的企業のフル・コストに近似的のように思われる
ということである。また,もし競争者の反作用が無視されるならばとか,もし競争の役
割がそのとき企業の数を変化するならば,最も有利な魔出量は何かを各企業が間接に操
作することよりもむしろ,この価格は,直接企業岩の展望の一致を通して到達されると
いうことるである。21) (2sページ)
フル・コスト・レベルで安定される価格が変化されるであろう場合は附録の蓑のD欄 と第8蓑で総括された。価格での変化は,われわれの意味で「安定」をてんぷくするか もしれないし,しないかもしれない。もし賃金あるいは材料の価格の変化と同様,とも にあらゆる企業に影響するであろう望Y用の変化があゐならば,あゐいはもし新しいプV
第8爽フルe・スト・プリソシプルカ・らの逸脱があるかもLれ・liitい場合 (a)価格引ぎ下げ
不 鍛 気 6 競争方針により定期的に 2 やつていく(keep goinののに必要なとき 4 競争佃i格にしたがう必要1型三 8
もし競争者が協定を破るならば
オδとり1循 2 新市場關拓の試み 2 大口契約をとるため 3 販売を刺戟するために季節的に 1 古いストックを明らかにするために 2 需要が弾力的な場合 2
(b)価格引き上げ
特産物(specialities)において 失業を支えるため 仕慕がふえるのをのぞまない 拡張資金の必要 高価格方針で,低価格方針の譲歩を補うため
セスが一般的に採用されるならば,価格は安定価格から離れることなしに変化されるよ うに思われる。これらの場合に,正しい価格(right prlce)の理念は変化するであろう し,それとともに価格自身も変化するであろう。この見地から,jifr得税(inCQmetax)
が価格に加えられると主張する企業象にとつて何かいわれるものがあるかもしれない。
21)企業の数の変化は,資本の利潤率を普通の水準に等しくする傾向の目的になお役立つだろ う。かくて,もし総売上高の10%の利潤のrノー=rルな率」(normal rate)が資本の異常に高 い寮を示すならば,新企漿の参入は価格には影響なしに,「過剰能力」を増加することによつて それを引ぎ下げるであろう。
というのは,もし取引におけるあらゆる競争者がそれを費用とみなしたならば,それほ
一つのものになる傾向がある。 もし需要が変動するならば,価格は安定を妨げることなしにフル・ 2ストから離れ為
ことを認めるであろう。たとえば不爆気(slump)のように,取引の条件が悠化するに つれて,これが実際のあるいは推定の産1.L瞳のうえに共通費を配分することによつて計 鋒される場合のフル。ロストは,しばしば価格以1:.:cL- i)il$一一1:げるの登認め為ことがあそ,。 この傾向は価格認容のために一般的な感情に1精めX,」ことを喜えて,できるだけ1一分1訓幾 械設備(plant)を操1ノドする心配によつて強くされるσこれが価格切ドげの染件に変るか
もしれない。すると産業はそのとき「不安定」(instability)の位1註81にあるだろう。 (ii)産業における価格は著しく現在の価格から差i別される有利な佃i格の理念徹何らか の競争譜が形成するやいなや,「不安定」(tinstable)となろうt,われわれの質闇からこ
れは取引が現実に低下するときも,大概起こるように思われる。モしてまた,これは何 がたつた一つの適切の意味を先だつてもつていたかの形武的な調整を代嚢芽す潮易竃を「形 成する強い要因である。逆に現存の企業がそれら(注文)を充たすのに困難をもつ点で 注文が増加するとき,それ(不安定)は起こるだろう ゚脚他方おそらく欲の心あ為いば 現春の生産港の非能率のため,彼自身を大規模で確立しようと決定されゐ新謬入噺があ
るとき,それは最もよく起こるように思われる。あるいは...競争漸がかれは,その競争 者のものに先んじて一つの方法をもつと思うときとか,あるいは(もつと稀にば)関係 者の一一一一人が教科書で競争の仮定のうえで行動をはじめるときそうである。それから価格
(29ページ) は「市場は何に耐えうるか」となり,そして魔業における単位の大ぎさや数,およびそ の生産の方法が変化されるようになる。
6. フル・コスト分析と現代学説との比較
解讐が必要である慣習的な理論の修正は二つの項目のもとに識論されるであろう。(1) 長期分析における修正 (代)短期分析における修正 (i)一般的に:第9表において総括されるような解答は,純粋競争,純粋擦占,および 純粋独占(上に規定したような意味で)はまれには,現実の経済世界に発見される。独 占的競争はもつと普通である。しかし典型的なケL-一・スは,普通大ぎいのであるが,壕占 の混合での独占的競争の場合である。さらにその解答は,チェソバリソ教授の典型的な
ケースにおける価格決定分析が,おそらく,かれが価格があるべき限界を規定した意昧 において正しい間,これらの限界内での価格の決定の過程はもつと慮線的であり,そ の結果としての価格はかれが意味するよりももつと安定的であるということを示す。23)
これらの限界は,(1)多占価格(すなわち,もしいかなる他の企業者も最初の変化に応え
22)この環境は需要曲線におけるねじれをはずし,またその古い価格の上の弾力性を,それ以下 の弾力性と岡じようにさせる。 23)E.H,チェンバリンの『独占的競争の理論』(The Theorツof Monopolistic C'onlPθtition) 100--104ページ。チェンバリン教授のDD'とdd'の需要曲線(たとえば90--91ページを見よ。) は23ページの第1図上の説明した曲線BBとAAと同じような仮定で描かれている。
(30べ一ジ) て価格を変化しようとしないと企業者が仮定するならば確立されるであろうもの)とし て,また(2)もし全体としての産業が独占として行動するならば確立するであろう価格と して述べられる。平均蟄用(ノーマルな利潤も含めて)は,もし寡占的要紫がまつたく 重要であるならば「自由参入」(free entry),すなわち履行されそうもない条件がある 長期において価格に等しいであろう。
消 費 財
織 物 中間生産'吻
賛本財 小売業漸
建築業港
32 2
独 占 1
簿 占
独占的競争1の ソ錨講
6 8 3 4 1 3
- 2 1 2
策9蓑
総 計 1・1・ 111119
しかし,ここで吟味される爽際の場合において,この結果が到達せられ,また価格が
その限界の聞に周定せられる確かな方法は,チx.ソバレン教授の雷物の読管が推論する
であろうものではない。大概の場合において,いかなる試みも短期あるいは長期いずれ
の需要曲線からも限界収入を推定されないし,また限界費用も推定されない。価格の高
さ(二つの限界の間)は, (a)価格安定が到達せられるときに産業内の企業の大きさや
能率,また (b)利潤にll}蛤の附加によつて測定せられるような潜在的な競争者の楽観や
恐怖の範囲のような歴史的な事件に条件づけられて,「フル。コスト」・プリンシプル
で決定せられる。
かつて,この価格は,高い異常な環境を除いて,価格競争を止めるよう固定された。
利潤は,もしまつたく企業あたり産繊簸を減ずることによつて〔「過剰能力」(exce.gs
capacity)を増加して〕あるいは品質や市場における競争によつて費用を引き上げる企
業の殺到によつて普通には引き下げられる。
その解容はまた,一方独占と独占的競争との差と,他方擦占的要素の混倉での独占的
競争があまり大きくは重要でないということを示唆する。寡占的要素がある場合のみ, (31ページ)
現在は経済学者の意味で「不確定」(indeterminate)な需要曲線である。しかし,他の 場禽において,それは企業者にとつては知られていないし,またこれは本質的な点であ るように思われる。独占あるいは独占的競争の場合において,実験によつて,その需要
曲線をみつける可能性は企業家にとつて開kれることは真実である。しかし実験作業に
24)独占的に競争的なものとして爽に加えた企業のいくつかは独占的競争と独占との間の競界線 上にあつた。17ページを見よ。
対する障害がある。そして静かな生活の展塑は多くの揚合,より大きな訴えなもつよ}) に思われる。企業瀞よ需蜘1職が決定的である場合フル・一"スト・プリンシヅルでいく
らか価格を固定しないように思われる。しかしそうするものもいくらかはいる。
募占的な企業と他とを区馴することは実際にはきわめて難しいことであると証明した。
その差はほとんどまつたく程度の差のように思われる。というのは,あらゆ為企梁は, 競争の存在や価格や産出盤政策における変化の反作用の可能性のあるll危囲な意識してい
るからである。ある場合には,その差は配慮のもとでの価格やP筐出倣の変化の大きさに かかわるように思われる。少数の消費藩がこつそり・f"[:く小さな変化が見すごされ著5間, 大きな変化がある種類の仕返しに溝くだろう。他の揚禽,その藁ほ考えられた企梁び):大 きさに依存するように思われる。同じ市場においてあゐ企業は一欝通1こはより小さいも の一は,他の企業一より大きな企業一がそうであゐのに,競争によつての可能な仕近し にきわめて重くは明らかに結びつけない。附録における企懸の分類をこおいて,競争潔の 価格の小さな変化への可能な反作用によつて殴とんど影響されないようにみえ篇もの は,独占的あるいは独占的に競争的なものとして禽まれている。応用され為洗ストは, 企業が描かれるのにマーシャルの需要山1線とはト分謝1慮的であり,輿際の価格の近傍}二 はあるが,費用曲線との撞続で,叢も翁利な価格政策への含理的にたしかなガイドイiご形 成するだろうかどうかである。 (ii)その解筈は,限界盟用と限界収益によつての短期均衡の醤通の分析を確定してい ない。慣糊的な価格に対する生産轡の愛蒲がやぶれる非常に例外的な場詮セントを除いて,価 格の長期分析が上に与えられたように,,短期に.も応用されるということは(製遊生1}烈勿 やとくに最終生産物の場含に)非常にもつと近く輿実であゐように思われ署,。これは,
これらの財の価格が不況において下落するとか,俄爆気において上欝するとかの傾向は
ないということを意味するのではなくて,単純に,その価格が賃金や原材料翌1乏用よりも
つと下落するか上昇するかの傾向はないということである。 (32ページ)
これらの考えは,限界山線の用語にて短1切に平常の企奨家行動を分析する試みを漿落 させるように思われる。その考えはまた短期における賃金が雇われた労働噺の限翌詳生魔 物(あるいは限界収入)に密接な関係にたえうるであろうということを想定するのを不
可能にする25)。おそらく最も重要な結果は景気循環26)(trade cycle)のクナ析にとつてや とくに,雇用が限界生産物と賃金率に等しい点にか,あるいは「もし不完全競争の条件 が優先するならば」,限界収入(需要曲線の弾力性から計鋒して)と賃金辮に等しい点
かに行なわれるという仮定が普通なされるところの貨幣賃金率の変化の影響の分析にと
つてである。たしかに大きな疑問が企業家の価格政策に影響する要素として,短期の需
25)・代替の職吻論鱗・臆い・轟鋸織の・t8i?t・mあ・ゆ硬素にとつ
て同じであるように恩われる。 26)著者達は近い将来,この間題の論文をつくるつもりである。かれらはここで部分的に概観さ れた価格政策はJ.T.ダンPtップ(J, T. Dunlop)の現実の賃金は景気循環のu 一一 Jgの間で直 接産li糧とともに変化する傾向にあることを示すところのEconomic Journal., Sept.,1938で の統計を説明することを示唆する。
要弾力性の変化に重きが蹟かれる理論の一般的な応用性セこ投げかけられる。27)
7, まとめ(要約)
もしわれわれのサンプルがまつたく企業の状態の代表であるならば,われわれはつぎ の結論がひきだされると推察される。 (i)企業の大部分は,これが典型的な行動であると経済学者が主張した意味で,限界 収入と限界塑用と等しくしようとする試みはしない。 (ii)寡占の要素は製造された生塵物にとつての市場できわめて普通である。大概の企 業は価格形成のさい,かれらの価格に対し競争者や潜鹿的な競争岩の本当らしい反作用 を説明する。
(iii)擦占の要素が存在する場合,しかもそれが欠ける多くの場合,企業塞の間にか れらがフル・コストとみなすレベルで直接価格を固定する強い傾向がある。 (iv)そう固箆した価格は安定的な傾向をもつ。もし賃金あるいほ原料費に有意義な 変化があるならば,しかし需要に適脅する反応やr-一一・時的な移動ではないが,それらは変 化するであろう。 (v)た7t,・....つ麗業の歴史に照らして説明されうる時期に価格形1」史の法則化に普遍ある 要素がある。
C33ページ)
附 録
費用と価格についての質問に対する返答の分析
本文の蓑が藻礎づけられる惰報がつぎのページで総括される。これはむしろ時々漢然
としている。というのは返答が漢然としているか,あるいは質問の最初の時期にみられ た企業の場舎に,質問の技術が習得されていなかつたからである。われわれはその答は 実際に行なつているものとは異なつた線にそうておることを期待して始めた。そして, われわれは後に非常な重要さを発見すべきであつた情報を必ずしも主張しなかつた。 企業は,独占,擦占,独占的競争の条件で作用するもの,および霧占との混含のこれ
らの条件で作胴するものと分類された。その分類はあらゆる有効な基礎のもとで薯者に
よつてなされた。附録の第一の部分において,フル。コスト・プリソシプルとわれわれ
が呼んだものにしたがつた企業が,これは正しい政策ではあるがしかし,それに周執す るのに困難すると考えられた企業も含めて目録をつくつた。第2の部分において,この
政策に圃執しない企業から得られた情報が総括された。 企業の数28)の前の文字は生産物のタイプを示す1
27)「需要の弾力性逓減の法則」は「不安定」の状態に導く不景気の価格切り下げ(price-cutting) の部分的な説明であるだろう。いくつかの企業春は不景気な市場は「価格市場」すなわち,買手 がとくに価格変化に緻感である市場になる傾向であるということをテストした。 28)その数はJ,E.ミード(J. E. Meade)やP. W。 S,アソドリウス(P。 W. S. Andrewsの 「利子率の効果についての質問の返答の要約」(Summary Qf Replies to Questions on Effects of Interest Rates,0郎プbr4 Economic Papers, No.1)によつて使われているものとは一敷し ない。
a餌消藤財 ・ b =:織 物 c=中聞財 4鷲贅木財 e ・:小売業特 f ・・ me築業潜
各企業のもとでの情報はつぎの順序で与えられる。
A.価格政策
B.原価計鉾二の方法 C.フル・ロスト政策,あるいは輿際に使われていゐその修正に固執している羅由 D、この政策がはずされた環境 E.販亮費用:企業にとつての費用が逓増か,定常か,あるい1漏ll減かどうかに ついての情報
(34べ一ジ)
企業 仙1格政策
c
フル.ロスト 政策, あるし、駁弧
爽際に使われて
いるその修ZI三に
固執している理 由
1)
この9.交策が1よ ずされた螺境
販発蟹用:企 熟に.とつての費 用が遡増か,驚 常か,あるいは 逓減かどうかに ついての情報
を確保するため の努力」として 規定される。
d4 最低のリスト 価格
11文引連食会。
直接労働に比例 して共通費
格切り下げは破 産を慰く。それ で自己保存獣フ ノレ・ コ.スト . フ ゚
リソシプルを支 持する。
原価計錦:の方法
独 占 企剰 A lB l・ lD iE
d2 価格政策は
「合理的な報酬 いて情報はない。 つた時期での傭
費用方式につ 取引高の下が
これらは銭用 外での統制は, もし不信の証 (代表的企業の 価格を上へ動く 拠力霊なけ矛Uボ,
販亮擬用は無 視しうる。 費用1よ完全能
力に対し逓減す るゆ
?)によつて統 ことから維持し,
制される。最近 組合は価格を下 を守るだろう。
の年の共通費は 今年のそれであ る。 るように推察さ れ,現今の産繊 難によつて配分
がることから守
企業 A ・ 1・ l D } ・ 、だ。$, される。 r t-"'t
d8 費用分析によ つて固定された 価格。数量に対
する基準格下げ。 取引組合。
販売費を除い 組合は「誠に ての総共通捜は 消費者の開発を 直接労働に比例 防ぐのに用心深
(組合が結成 販売費用は総 された前に。)大 共通費の約20%
概の企業家は である。 「つねに価格切
り下げを行なう 愚渚」と価格戦 争を始めるのを 嫌うけれども, そのとき価格切 り下げは,不況 においてきびし いn
かしそれは普通, は逓増する。と 」・k-mauaをカノミー いうのは臨時の
することを希塑 労働の質が悪い
d3 嚢用は最も重
要な要因である。 fiらば,労働と
嫁 占
需要は低いfilli
格に感応しない。 おいて鋭い。し 視される。費用
あらゆる注文は 契約による。
(35ページ)
/1 普通フル・コ
材料の純鰻用十 癒擾労働に比例 する共通費十10 %の利潤
買乎はフル。コ スト十10%利潤 以上の支払につ いてあまりにも よく知つている し,また外国の 競争の危検も知 つている。
される。特別な (すなわち誘導
の)注文をうる のに主要費用に ほとんど近づく であろう。
価格切り下げ は重要ではな い。大きな契約 う背をよ老ヒ員(staff)
からである。
して瀧分された。 産出撤は現在の 支出から推定さ れた。販売黄用 は部門の版売に 比例して拡大し た。
い。」いかなる利 益も訓遡単力的な 需要からはとれ ない。
もしできうる
競争は不況に
販売費用は無
総費用+少な
くとも6から10
概契約の仕事で %の利潤。共通 である。:何故
ストであるn大
ある。 費は小さい。
f2 普通フル・コ 総費用+10% ほとんどあら
ス1・である大概
契約の仕事であ る。
利潤。共通費は 非常に小さい。
ゆる費用は直接 である。:価格 が上昇しないと いう理由の説明 はない。
ある価格協定が ある。
大きな契約者 は,不況時には 重役を守るため に譲歩するだろ う。しかし大概 の企業は,もし
蝶 A l ・ 【 ・ i D l E
f2 (つづき)
tl 2 rflil酪は生産 の(平均)費網に よつて決建され る。」往々晶質は
方式を守るため に価格に調節さ れる。
a4 フル。ロスト (「需要f而格がよ
り低い場合われ
われは供給しな い。」)
かれらが期待さ
れた価格が得ら オ・しなし、ならoJご,
中止するだろう。 独占的競争の条件での企業
(直接費+典 かれら尋歌もつ 通闘)十5%の と{多くを謬果さな
利潤。共通鍛は い。というのは 推定報酬に,9」9:礎 rかれらは高い
づけられている。 利潤に.したく廉 いからである。
伽li格は阪売を 畢節的に刺戟す るために,ある いは古い冊デル を挺新するため に切り下げられ ゐだるう。より 低い限界は雌1:擾 鰻・ト共通襲であ る。
不況は,もつ セールスマン と一般的な競争 の・り・ラリー}よll反
的な範颯に需要 亮の約6から10 を移動させる。 %であり,広欝 これらにおける は約5%である。 時期にあつた切
り下げはただひ とり,継続的に. 逓増的な収入に
なるという、二と がかれらの経験 である。
もしかれらが選 ぶならばかれら はもつと高い矛ll l閏を得らオ.した。」
麗業の発展につ れていかなる切 り下げの誘惑も
ない。
かれらはフル ・7スト以下に
切り下げること には気がすすま ない。というの は,経験は,そ れが有利でない ということを示
したからであ る。
需要は少ない
り小さく,デザ
イソや技術の調 非弾力的である。
平均共通蟄は 普通のあるいは 公平な良い取引 条件を推定して, 慣轡的な塵出鍛 を基礎iに計鋒さ れる。 「Xij潤tこカロえ. られるマージソ は競争の範囲で はおのずからよ
査から結果とし て特殊性や新型 ではより渦い。
取引組合は少な い範囲内で最小 価格を設定する。 価格の変化は代 理商に迷惑をか けも鷲了揚}こよつ てきらわれる。
(36ページ)
α7 穴K禦轟 もしかれらが かれらはあま
普通の年代で, りにも多くの注
時々慣轡的な 販売黄用{よ約 価格は7ル・コ 30%である。企
企剰 A
a7 切な(proper) (つづぎ)
B l ・ D l E 大きさであるな 文を失うことな ストより小さい 体としての取引
b1
フル・コスト は課せられるべ きである。しか
し,かれらは, もしかれらがし たならば企業を
行なうことはで きなかつたであ ろう。
フル・コスト
らは現在これを うることがでぎ
ない。
限界彊用+織 物工の賃金十共 通薮をカパーす るこの賃金の割 禽等々。過虫6 ヵ月の基礎での 共通費。
かれらは慣轡 的な価格から働 発する。そして フル・コストが この価格に等し いものを生騰す る。共通費は十 分な操業の慕礎 のうえにとられ
企業が価格切 り下げによつて その販売を増加 しうる問,単純
に・他から盗みと ると儒ずる。r販 売の決定として の価格要素はあ まりにも過大視 せられた。 :商 人は弱い市場で 買うことを好ま ない。」
かれらはもつ と多くを言果しは しない。という のはかれらは高 い長期的な報酬 をねらうからで ある。かれらは もし藪用におい て非常に大きな
b5
佃i税}はフル・ロ
ストに等しい。
しかしかれらは
これを現在うる
ことカミできない。
というのは,か
れらは高い費用
で新しくそして
小さいからであ
る。 :かれらは
将来に期待する。
小さい範囲での
hlli格協定がある。 含)つぎのよう げは小売業者に
らば,慣習的な しにはより多く カミリ課せられな 価格を課さなけ を課することは ければならない。 -一・ P5%である。
ればならぬし, できない。 また費用をこれ かれらは価格 に等しくしなけ を下げることよ ればならぬだう りも販売を減少 う。かれらの価 することを選ぷ。 格ほ「競争者」 そして,'協定や よりも少し高く,慣習的な価櫛こ 品質も少しより よつて制限され よい。一般的な る。ある場合に 親則(協定の場 は,filli格切り下
それらは高い。 というのはかれ らは若いからで ある。費嗣は逓
であるc、小売業 よつて繰り返さ
渚への価格=直れない。 ヨ妾i墾楚x30 カ、牙L
カ、;}'しらむLし・まや
4、さく課す。 と
いうのはかれら
の費用はあまり
にも高いからで 増する。(これが ある。かれらは 単に販売費用逓 ある環境で倣直 増によるかどう 接費までは切り かは明らかでは 下げられないで ない。)
あろう。
かれらはフル 販売費用は非 。ロストより低 常に小さい。お い価格で販売し のおのの企業に なければならぬ。 よつて生産され
というのは他の 牝毛織物のより
人々がそうして
いるからである。 用を引き上げた。
かれらはとき ({青報Lをこと
どき費用(すな わち原材料)が 下落するとき品 質を改善する。 かれらは非所有 者の分野で不況 に切り下げる。 というのは「競
わられた)
企剰 c
(b5 チづき)
ている。それで 変化がなけれぽ, 争はそれを必然
憐}ジトンル・・スト (名N的)。
材料の価格十 か;}・しら1よ強い
織物ユニの賃金+ イ識用をもつ。そt
共通費をカバー してそれは費用
するためのこの 以下での販売は
賃金の割脅等々.採筑にあわない
分割(fractior⇒ ところの薫業で
は才「i地とともに. 一基礎づけられた
変化する。しか 収益である。十 源則とし結分低く価格1ll]・1.1
奮憲簿聡謎i婁ヘクタール
ことができる自 ら3年の経験は
しかしこれはあ 共通費のために
まりにも{域い。 推定された産出
貴に黍礎をおくo
かれらはあま 眼{泥費月1はだ り少なく受けと しかに10%以下 る。しかし,7ヒ である。広禽は
文が火きく,あ しなしキロ るいは商人の償 用力アール妬まりiCtも よい, あるいは どこでも利ξ閏を 示したより火き なものの濾文の 部分がある逸易合 には誹婿郵こ少な
く,非常に稀で ある。かれらは フル・ロストが 何であるかの考 えを.修il三しマー ジジな切り下げ なくてはなら融。
d・1
フノレ。 コストo 1都嚇・価 1緻は・萌 [方式は,事実 i販売費は「公
塗墜 l Bc
...ガ
i E 平に高い」。磯用 はおそらく逓減 するだろう。
d5 方式はかつて不 格=労務費(WQ一式は当然な報削{{ 起こつた販売拡 (つづき)
況の折変化した。 rks cost)×2nに対し満足な結 張の希塾で不況
というのはその
とき新しい方式
がとくに固執さ
新しい方式: 果を与えそして に慎璽に引き下
c2 費用はlllli格に
対し蕪本的な指 針であるt,
製造嚢十輸送 費十 「舎理的な (reasOnable)利 盆,s.」が卿売価格 を与える。 これ は.酔通小売価格 癒うるにもf°C役 する。
収盆$における きびしい下落の 吊釜験はない。畏 期的な政策は[膨 張を爺驚甜粒鋤るの に:εらるようセこみ
られ徹,
価格は,もし 需要がそれを価 値あらしめるの に十分なだけ彌宜 力的であると思
われるならば下 落されるだろう。 時々ある商品の 価格は多くのも のの費用の'増加 をカバーするの に引き.ヒげられ るD
a6 フル●コストo 共通襲(総費 用の約65%)は 見通し産出燈の 基礎で酪分され る。商品につい
て注文の大きさ によつて段高価 格と最低価格と の間約40%の幅 があつた。
まさしく価格
を引き上げない
であろう。とい
うのはかれは冒ぎ
場がそ才.Lに立地
する:すなわち
値上りがするの
に,「余分の取引
に立地」したい
のであろうと思,
つたからである。 があるのである。 販売が落ち込む
とき,佃i格を切 り下げるよりも デザイナーやセ ールスマソをえ
ようと骨折つた 方力Nよりよしキロ
価格篇労務費× 販売が改善する
げられたn仙i格 の僅かの上昇は 消費二蕾の所得が
倉む。これらは とを示す。かれ 敬善されるにつ 等しく広められ らは競争.者を樽 れて起こつた。 た。 く。
1.8。労務費は操 ならば利潤を増 れたからである。 業中の共通賀を 加するというこ
(38ペーの 螺占の混合した独占的競争での企業
非常に大きな
契約をうるため
に蛍務費以下に
さえ切下げるだ
ろう。低禦気に 共通費の大きな は価格を引上げ 部分をデザイソ る直覚力がある。 費用。
企業 A
a6 (つづき)
tc
1
D l E
a8 フル・コスト がノーマルな蕾
共通暇ほ,三1三 として最近の経
企粟社会(busin・
eSS COmmunity)
欧「収益を増加
することよりも
むしろ費用なカ
バーする目的を もつよう存こ.企:業
勢とな溝く一種の
グルin一プの直覚
力をもつ。また もしあなたが費 用なヵパーする 価格をうるなら ば,より・県く材 料を焼くという 感じをもつ。」
価格のたびた びの変化は消費 二者な遠ざける。 かれらは「なめ
らかな傾斜」と して価格切り下
げを眺める。
かれらe;) ,も
しかれ、らがll,}要
な十分弾力ll勺と
思つたならば価
格な切り下げる
であるう、これ
ほ競争者が阿を
したかに依存す る。 もしカ・オ引tら
がしたがうなら
ば,それ幡需要
の弾力性を低く
したr)不況にLお
ける価格切り下
げの三}三な工塁田は
最大の販i驚武器
が価格であると いうノ』、企業脅に.
したがう必然憾 である。
価格政策はあ
る範四まで消麹
販施費用は販 i'[ :'fllli格 a) 10-一 一 一2(}
%である(:広告 費は1-5%)。
通の価格である。 験に.照しての見 通し藤1既蹴を暴
(39べ一ジ ≠〟@l)かれらは醐
巻が欲する価格 を生む。そして これを可能にす るために費用を 引き下げる。
礎にして計鉾:さ れる。共通費は 異なつた部門に おいて労務費の 60から400%京 で変化する。酉己 分費は阪売価格 の1パーセソト
としてとられる。
共通戦は「正
確に計算され る。」
かれらはかれ ら1磐身了iT場ジ)リ
ノ」、売・マージン
を含めて販売費 用は小i据f面格の 約33%である。 広借費は版亮費 の約6%である、,
酬 A
a9 (つづき)
a10 ヨ三として,価 格は市場がたえ うるところのも のに関係する。 嗜好物部門にお いて費用は価格 の基礎である。
a11 ある部門にお いての協定があ る。黄用は主な
要園である。
B i ・ l D i E
総費用は巌出
盤の董準の数宇
を推幾して,主
として予想販売 に基礎づけられ るc,共通費は特 男11にos己〃〉される。
労務残+平均 販亮望髪用十約5 %。塵出量はノ
ーマルであると 推定される。共 通婆壁は特別に配 分される。
一般に作用す
るフル・ロスト
以下で版亮する
引き下げるため の特別な努力を する。しかしか れらは岡じ部分 費用引き下げを 希鯉する。これ は価格切り下げ と砿考えられな い。
情報がない。 企業は需要は非 弾力曲勺であると
短期黄用は上昇 しこれは膨張率 を限窟する要囚 であるという議
論から現われた。
販売費用は全 体の7%である。 費用は逓減する。
販売駿は,約 9%である。技 術的に最適な機 械(P王ant)があ
る。
販売費用は受 取りの約10%で そして上昇して
413 フル・コスト。 〔(原材料十賃金) 宗教的な確償 時には安価な
(40ページ) 、
¢14 普通の状態と
取引が膨張する
ときは価格は平
均費用に基礎づ
けられる。
る。
かれらはそれ 価格は損失の 以上には課さな ある摺導者の場 い。「というのは 合には低くし, 経験が,もしか 威信の理由のた
販売費用は所
有権のある部門
では「非常に高
・羅灘・
商品の賃金費用〕
3 ×冨。
直接費+共通 費+利潤にとつ ての変動割合
プラス継続する 部門で価格を少 伝統。需要は低 しまける(shade)。
のはいやであるc, 推定し此。
他の企業の反作
用が決定的に考 えられる。 :fllli
格と利潤とはも し競争:者がした カ'Sうならをま逓AM・t
することができ るだろう。
践用以下で販 不況の早い時 売すること庶い 期には収益を維 やである。そし 持するために価 て競争考は切り 格引き下げの誘 下げにしたがう 惑がある。きび であろう。外国 しい不況では共 の競争は協定が 通費に寄与する ある場合価格を 価格は価値があ
限定し,国内競 争は協定のない 場合である。
る。
い価格範囲を除 補償するために いる。 いては価格変化 もつと高価なも に反応しない。 のに何かを加え
く」,大多数の部 準かWi日限りで れらがするなら めに維持される。 門では低い。
企業
α14 (つづき)
企業は価格指灘 :者である。
B
あるかどうかに
依存する)。共通
費は版亮の拡張
が期待される場 舎,推楚産出:II}:
がとられること
を除いて璽際の
灘出燈に配分さ 2「しる。
c
ばその藁礎は競
争者によつてか
れらのあしもと
で価格切り下げ
をなすようであ
る,」ということ
を教えるt1かれ らを歌」と'}しi?X-'ドで・
も課さ蹴い,,と いうのは競争音 は,かれらがも しそrうし,たオ仁ら ば切り下}ザるで
あるうからであ るロ取引が月畝農 す為とき,1膨帳 の利益をとるた めに}凱贋用以上 には課さないこ とが賢朋で,新 来訪薪な引きつ けない。
競争ほ銘柄の
ある都門での競
1) E
不況時において 8%寂で(直接 費十完全オに共通 費)切り下げる、、
あ6外国布場な 獲得し」こうと誠
み為ときフル・ :'t訊ト以下に課
する。
''15
「競争的な位
澱や原価蓑の璽
みをみることに よる。」銘柄のつ
いた財の場食に は,(価格をフル .コストセこ二基礎
をおいたところ の)支配的な企 業と同様な価格 を課すにちがい ない。銘柄のな い財では消費潜 は晶質の蜻標が なく,費用方式 カミ応用される。
共通齪は毎年 の見通し熊娼騒: の藁礎で況分さ れる。
- m @ ' い ' 't 争雛灘瞭灘、叢
b2
斗寺牙1∫}こフノレ● 慣習的な能力
ロストである。 は共通費を推定 大概の部門では, する。決して能 不況は費用での 力の90%以下で 注文をうること 一"イルを走ら
をそtぐこと尋よ窺 嬰である。競争 春は,もし企業 がかれらにそう
させたならば切 り下げに反応す るだろう。
生巌者は価格 切り下げによつ て,能力への操 作を・増加しうる け『れども,小さ
ムの下を見よo
逓増費用での 颪要な要悶を将 殊でヒする掴霞1句。
かれらは単一の
計鋒で一セントイル
企剰 A l ・ 1 ・ l D ・_
b2 を不可能ならし (つづき)
ない。
な切り下げによ つてなされる単 位当り純利益の 大きな差異はこ の傾向を制限す る。イソタピコ. 一の.ときには, 協定はこの制限 を強める。
かれらはlllii格 切り下げを残念 に思う17という のはかれらは販 売を刺戟しない からである。他 のものlfl 一一・つの 企業がするとき とか全体の産出 量への需要の弾 力性がないとき 切り下げる。
かれらは費用 以下で販売する ことを非常にひ
どくきらう。r価 格切り下げは取 引をなすのにみ じめな方法の一 つである。」そし て,余分の販売 は収入の失つた ことへの償いに はならない。か
を試みた。推定 能力の84%から 96%まで能率は 増加した。
める。(b2のフ
ル。コストへの 附加は,新機械 がとりつかれる という「;llE拠」に
よつて説明され
る。新機械での
フル.コストは 古い機械でα)主
要費用以上に一一 層多い。しかし 古いものでの7 ル。コ.ストはオつ ずかにそれ以上 にすぎない。)
(41べ一ジ) _
b3
「よい市場で 共通独に作用 は企業はその費 するためのなさ 用な決定し,し れた慨撞費へと たがつてその価 順次に販売費用 格を固定する。 なも附加。共通 弱い市場では, 費ほ見通し産繊 注文をうるであ 貴に基礎づけら ろう価格をつけ れる。
ることは必要で ある。」かれらの ものは弱い市場 である。
用で生産しうる 商品は何かを決 定する。
もしかれらが 取引の現在の不 況時でフル。コ ス1・を課するな らば,かれらは 二週間かれらの 里程の半分を終 えなければなら ぬ。協定は存在 する。しかし, かれらは不況が
はげしくなるや いなややぶるで あろう。
かれは能力に 近い機械を操業 させるため費用 以下である大き な注文(すなわ ち政府から)を うける。半製品
(semifinished goods) の場合 には市場はほと んど完全で,毎
日変化する市場
デザイソや事 筋凱用を含めて 版売費用は決し て完全に労務顕
の50%ではな い。
企剰 五 t ・ 1 ・ lp i ・
No.59
う6 (つづき)
れらの原則はで きるかぎり僅か 価格を変化する ことである。と いうのはこれは 普葺薗, ストック についてのロス を意味し,生産 側においての迷 惑でもある大き さや品質の変化 な意味するから であるo価格の 上限は競争によ つて設定する。
競命は鋭い。 そして生魔物は 差別化されてい るけれども,そ れはより高い価 格を予防する。 費翔以下で販売 することをきら
う。し.かし,もし 切り下げがなさ れるならば,し たからであろう。
価格は受けとめ られるにちがい ない。
c1 費用が価格に
おいて主な要因 売賛用)+原材 である。 斜にとつて6-
10%。傍務嚢+ 販売費用)+製 造晶にとつて20 -25%。共通費 は平等に前の年 の藤出燈に配分
される。
賛用ば市場が 材料+労働+ たえうるところ 共通費十予定利 のものの3傍電 潤。共通費は部 要である。 門に分割する。 それから平等に 拡がる。
d6 普通フル・tu 勇務費+販売 ストである。あ に.とつて20%等 る部門は協定が 々十禾嚇閏にとつ ある。あらゆる て10%。共通費
販兜嚢用は価
(42べ一ジ) 、
c2
価格は引き上 価格はときど 販売費用は小
(労務費+販
もし材料がよ り安く得られる
格の約11%であ ならば(すなわ る。蟹用は僅か
ち方武によつて) に減少する。 価格は下がる。
明らかに他の環 境ではそうでは
ない。
げない。という
のはこれは市場
を失うからであ
る。費用以下で
版売することを は行なわない 強くきらう。そ (利潤で除外し して競争岩は切 て?)。 り下げで相手の
出轟をくじくこ とを期待する。
価格は販売な フル・ロスト 費用は逓減す 拡げるために切 は特別な部門で る。
り下げない。と 越えるであろう。 いうのは競争春 不況の取引の時
企業 l A
1 ・
は普通過去1年 か2年である。
しかしこれらの 年カミもし訓鱗獅こ
悪かつたならば そうではない。
(労1動と材料)
×2.2カ、ら2,3ま
で。すなわち共 通塁凝はこ才tによ
つてカバーされ ると推察する。
実際Cれは利潤 をIO%e rj }ら15%
与える。
c
は同じ切り下げ で直:接したがう からである。
この(15%)極
大利雫悶以」二には
行なわない。と
いうのは広いマ
ージンが競争渚
を叢最見する。低
い曲用をもち,
まれには10%以
下で行なう必要 がある。
D l E 期には・切り下げ
cl 6 (つづき)
d7
取引は契約であ る。
狭い限界の間
でのフル・コス ト。
の傾lftlがある。 そしておそらく 特別な注文をう るためである。
新しいモデル で,かれはまも なくかれの方式 でかれの賀用tn'
うるとし・うタ...ロ識 で主要襲用を下
落させるP利温q の選択は,最近 の仕事の圧迫さ に依存する。重 要要黄をともに 守るために価格 を切り下げるだ ろうし,もしか れが1膨張のため の螢フ偉の町く足で あるならvat"fmi格・ を引き」二げるだ ろう。
広「箭々よ4懸視し うる。販売費用
の情報はない。 短期間では膨張・ は才幾械によつて 制限される。畏 期の費用はおそ
らく逓減する。
e1
限界の間との 材料費+極大 かれらは,か 競争・は価格を フル。コストで と極小との限界 れらのMfilGが経 下げ,よりよい ある。ある部門 の間のマージソ。 済的最小のまわ 贔質を与・えつづ一
においていかな る価格があるべ きものかに関し て強い伝統的な
考えをもつ。
たしからしい報 酬は各部ii;Hで擢1
定される。附加
されるマージン
は報酬の速さや
含まれる労働費
にしたがつて約
8%だけ(by)変 引を拡大するこ
化する。
とである。しか し競争者による 切り下げで相手 の出鼻をくじく 期待は7旨に一つ
の要因である。
りであることや, それ以下で行な う必要のないこ
けることを必要 ならしめる(す なわち条件は静 態的でない)oか
とを知つている。
かれらの長期的 つての価格の設
な政策は低い価
格で販売し,取
定はもし費用が 変化しないなら ば,部門がすす むことをはつき りすることがで きるのを除いて、
変化しないであ ろう。
38 'Etl' 坂 正 治 Ne.59
(43ぺ の つぎは,コスト。プリソシプルの形式にしたがつて生産物に価格づけしなかつた企熟
によつて行なわれた政策の説明を与える。 企業α1.この企業は流行隔を生塵した。そして広く競争によつて影響されたけれど
も,それ自身の範囲ではほとんど独占であつた。2Y)その商品の需要は特殊なものであり, その価格それ自体も商品の所有のものとしてみなされる。そして販売はしばしば低い価 格でより高い価格である。かくて,まつたく費用に関係ないところの「正しい」(right) 価格を発見することが必要であつた。:費用は価格の底の限界であつた。価格は不況で は切り下げられる。しかしこれは消費者から隠されている。ある虫要産物,もつと競争 的な部門について,価格ぽ完全な共通費をヵ・ミーするより以下であろう。部分的e・二は完 金雇用を維持し,部分的にはこれらの財が教育藩を訓練するようにな為からである。ほ ぼ共通嚢は労働嚢に等しい。この取引には協幾はないが,かれらの競争潜が何をしつつ あるかにまつたく心配であつた。 企業a3.この企業は主として多数の店に供給する。 rそしてその価1撚ご限界1/tJで圃 定されたものとしてとり」それに作用しなけれぽならぬc,しかし,価格にばあ為役割カミ あり,これは販売に影響するものとして非常に煎要である。共通費は直接弼動グ)150パ
ーセソトとしてとられるし,これは,材料とフル・=ストをうゐのに課せられる麹二接滋 伽・餓ら泌.か描の販う笠蝶はそ艘馳とり, ・tの(販ゲの蜘・対して12壱
パーセソトとそれがえられうる利潤を加える。かれらは取引をつづけてゆくために直接
費を下げるが,しかしかつて下げた価格を引上げることは難しい。かれらは季節や争数
の注文のような理由にしたがつて価格を差別する。 価格引下げは販売を刺戟する。そしてかれらは,この理由のためにできるだけ安く生
産する。いかなる協定もなく,悪い取引は価格を下げる傾向に灘く。 費用は報酬が逓増するにつれて下がる。かれ自身にとつてはいくらであ為かは驚轟的
でさえある。 企業α5.ほとんど独占として述べられる。しかし産業への新参加の可能性について
考えねばならぬ。市場がたえうるものは何か(a7151)取引が説明する唯一の配慮である。 底の限界は主要費用である。費用化は注意深くなされる。そして,共通捜は80パーセソ トの操業の基礎で配分される。しかし,ある場含には共逓蟄がどこで噛でもカバー一されゐ かぎり,その部門がそれらを実行することは問題ではない。価格は短期の注意で,材料 の費用や競争の位置で変化しがちである。かれらの生麗物にとつての大概のものの需要 は非弾力的である。競争的な部門でも切り下げへの反応は直接的である。しかし切り下
げはもし晶質を感づくように消賛轡に溝くならば販売を減ずる。 協定は競争的な切り下げに対して最も重要な要四である。そして「競争者が切り下げ
で相手の出轟をくじくということを期待すること」を含む。協定が破れたときでさえ (取引条件において鋭い変化が起こる傾向があるとき)あなたは接触において保つだろ
う。あなたはあなたの競争者に電話し,鱒ねる。そしてもしかれが切り下げつつあるな
29) この企業は独占として分類されるけれども,消費者ttz.よつての生産物の評価はその価格とは
らばあなたに「あなたは古い人の注文をうる。しかし価格についてもともに行なうよう にさせるだろう。」と言う。 (明らかにこれら短編記事の間の矛盾:情報は心に異なつた 部門をもつたであろう。)
販売費用と考えられる卸売のマージンを含めての販売費用は労務費の約20%である。 企業α12.この企業は参入が非常にやさしいところのひどく競争的な産業のメソバー である。市場がたえうるところのものは価格決定に最も重要な要因を多くもつ。共通費
にある寄与をなす価格は何もないよりもよい。需要は全体としての産業にとつて非常に 非弾力的である。そして特別な部門での販売は主として,そのスタイルが流行的である か否かに依存する。価格を引き上げる(raise)ことは不利であつた。 競争者との協定はよくはない。そしてあなたが桐手の出鼻をくじくために切り下げを 期待するけれどもあなたはあまりレこもこれに注意を払わない.イ肛鵬を励下げる傾向 を制限する唯一一の要因は需要の非弾力性での信用であり,薩接費以下に切り下げること
の強い嫌悪である。 (44ベ-ジラ
販売費用は約16パーセント,利潤は卸売の価格の約4%oパーセントである。麗業は短 期に作用するので費用は共通費を拡げるために下落する。 企業ろ4.1929年の不況まで,この企業はまれにフル・コスト以下で物を販売してい た。そのとき以来,もつと積極的な政策が新しい部門にももたらされ,古い部門にも拡 げらるように行なわれた。価格は普通直接費に「フル」の基礎に共遡黎を加えることに
よつてえられる・それから市場の状1誤に依存してマージンをつけ加える.そしてその市 場は主としてかれらが遂行した生産物の分化の程度に依存する。価格より低い限界は直 接費プラス50パーセソトの共通費であり,上限は競争の恐怖によつて圃定される。それ で・それは,かれら測捌なよし・商蹄もつ場合より高い.競鞘はつねに励下げて 出鼻をくじく。「嚢用以下での販売することの嫌悪はまつたく。いくらあなたが十分な 時間に作業しなければならぬかの問題である。」
販売と不断着の費用は価格の10パーセソトである。費用はかれらが時間外勤務を行な うときでさえ,塵出貴の増加につれて逓減する。
企業c3.「価格は主として市場が立地するところのものに依存する。」各部門は主要費 用をこえてあるマージソをうることを期待される。もしそれがこれをしないならぽ,そ れは生産されないであろう。というのは資源はどこでももつと有利に使用されうるから である。かつて価格が固定されたとき,それはできるだけまれに変化される。かれらは かれら自身市場の指導者としてみたされる。「もしわれわれが自身強いて価格を上げた
り下げたりするように感ずるならば,われわれは公平にわれわれの競争者も同様にする だろうという確信をもつ。もしかれらがかれらの利潤率に犠牲をうけるよう準備しない ならば,かれらはわれわれの手続にしたがうだろう。」価格を引き上げる理由はそれはセ ールスマンを落たんさせる。そしておそらく長期的な競争位置に損害を与えるというこ とである。競争者はおそらく価格切り下げにしたがうだろう。しかしもしかれらが増加 するならば疑い深い(費用の変化から離れてなされた)。 かれらの費用の約半分は配分される。かれらはもしかなりより大きな需要があるなら
ば費用は減じうると考える。 企業d1,あらゆる注文は契約によつてなされる。協定は一つの部門にある・この部 門では企業は価格を総費用プラス10パーセソトで設定する。これは価格の上限である。 産出量は推定され,共通費は直接労働に比例して配分される。下限は塵出蟄とともに変 化する共通費の部分を含む直接費である。価格は上限以上に引き上げない。というのは
これは永久な取引を愚かにするように思われるからである。貿手は技術的に構幸1乏を受け ている。不況での価格引き下げは賑売セこあまり効果をもたない。しかしどんな取引があ るかの持分を制限するようになさオユばならぬ。卿職用はlilll格の約10パーセントでεらる・
(45べ瞬一ジ) 企業e3.市場は商度に競争的である。精轡な注意は競争者が何セするかに払われな
ければならぬ。そしてかれらは価格逓動を轟くか従うかのいずれかであるにちがいない。 かくて非常に小さな注意は費用に支払われる。いかなる厳轡な力武もこれらを計鱒:すゐ のに役立たない。もし競争価格があまりにも低いならば,その部門は絶えてしまう。:: つの部門が広告の価値のため小さな撮失で行なわれ嬢,親拠には価格引き下1:}£の傾向の 制限はない(しかし企業が小売商グ)とき,その条件は独占的競争のものである。)。
む す び
以上,R, L.ホールとC. J,ヒッチの論文の全訳であるが,これな詳細に読みとつて, このなかから,R. L,ホールとC.」.ヒッチの論稿それ内体のi'LII題点の追求と,フル。 フスト・プリンシプルのもつ,経営学的意義を今後考えてみたいと思う。紙面の都鉦L,
これについてはつぎの機会に譲ることとしたい。 経鴬経済学は,霊として費用計算的問題および経営組織的問題の零1学的 取扱いによつて生巌の現象を把握する。依然として,このような聞題の究 明が経鴬経済学の主要関心事であろう。**** E.グーテンベルグ (未完)***** (これは昭和47年度文部雀科学研究螢にょる研3惜の一部噂ある。)
*** 左端のカッコ内のページ数は,R, L, HallとC. J. Hitchの論文掲載の雑誌のぺv-一一ジ数
である。
****E.Gutenberg二G'rund1agen der Betriebswirtsehaftslehre, Bd.1, Die PrQduktiQn.
Berlin, Gtittingen, Heidelbeg,1955.
溝ロー雄。高田馨共訳『E.グーラソベルク;経當経済学原理,第1巻生産編』昭。38,森Ll.;
書廊第1版への序文,ゴジックは筆潔。 *****本稿は函崎匡毅氏(ラ己信州大学繊維学剖1工業経営学研究室補助貴)との共同執筆である。な
お問題提起や御懇篤な御指導をたまわつた高田馨先生(大阪大学教授)や藻利重隆先坐(一僑大 学教授)ならびに種々御協力いただいた半田千恵子嬢(現研究室補助鼠)に深謝したい。
“An increase in the number of paupers does not broaden the market"
Michał Kalecki
1965
発展要因
"貧乏人が増えても市場は広がらない"
ミハウ・カレツキ
1965
https://twitter.com/_luminous_woman/status/1379740841619595269?s=21
„An increase in the number of paupers does not broaden the market.“ — Michał Kalecki Source: Theory of Economic Dynamics (1965), Chapter 15, Development Factors, p. 161
Source: https://quotepark.com/quotes/1879202-michal-kalecki-an-increase-in-the-number-of-paupers-does-not-broa/
https://quotepark.com/quotes/1879202-michal-kalecki-an-increase-in-the-number-of-paupers-does-not-broa/
https://quotepark.com/authors/michal-kalecki/
http://digamo.free.fr/kalecki54.pdf
○1958年の新評論版邦訳『経済変動の理論』(原著1954年,Theory of Economic Dynamics )
宮崎義一、伊東光晴訳
(x資本主義経済の動態理論 (ポスト・ケインジアン叢書 (6)) 単行本 – 1984/12ではない)
アマゾンレビューより:
ケインズより先に有効需要の原理を見つけた男
投稿者 θ トップ1000レビュアー 投稿日 2008/3/31
有効需要の原理といえば誰もがケインズを思い浮かべるだろう。
だが、ケインズよりはやく有効需要の原理を見つけたのが、このカレツキなのだ。
ケインズの主著『雇用、利子および貨幣の一般理論』と比べてみて、本書は簡潔で明晰である。
ケインズのが難解でまた内容が整理されていない(当のケインズが理解していなかったとさえ言われるくらいだ)のに対し、本書は数式を使って意味と論法を明確にし、内容もまとまっている。
そういう意味では、ケインズよりも先に本書を読んだほうがいいかもしれない。
また、ケインズ本が難解で読めない、あるいは時間がないという人には、本書を読んでいただきたい。
本書は、前半が利潤、所得、投資といった内容で、ケインズと重複するところが多い。
後半は、経済変動の循環の話であり、これもまた興味深い。
最後に目次を記しておく
第1部 独占度と所得の分配
費用と価格@☆
国民所得の分配@
第2部 利潤の決定と国民所得の決定
利潤の決定要因@
利潤と投資
国民所得の決定と消費の決定
第3部 利子率
短期利子率
長期利子率
第4部 投資の決定
企業者資本と投資@
投資の決定要因@
統計的説明
第5部 景気循環
景気循環(のメカニズム)@
統計的説明
景気循環と衝撃
第6部 長期経済発展
経済発展の過程
発展要因
@が日本経済評論社版に新訳で再録。
☆「費用と価格」で45°線分析が使われているがカレツキの使用は1937年からで、英語圏では最初期。
カレツキ 経済変動の理論
198
第15章 発展要因
(161)
があるならば,企業者はある程度の確信をもって自分たちの生産物の市場の
拡大を予想することができるのであるから, 人口の増加は投資を助長すると
いうものであった.(a) しかしながら, これについていえば, 重要なことは人
ロの増加ではなくて購買力の増加だということである。貧乏人の数が増加し
ても,市場は拡大されないのである. たとえば,人口の増加は必ずしも家屋
に対する需要のーそうの増大を意味しない. 何となれば, 購買力が増大しな
いのであるから, 結果はおそらく現存の住居に一そう多くの人間を押し込む
ことになるかもしれないからである。
結語
いままで述べてきたように, われわれの分析は長期的発展が資本主義経済
に固有のものではないことを示している. したがって, 長期的上昇運動を支
えるためには特別の「発展要因」が必要である. そういう要因のなかで, も
っとも重要な発展の起動因として, われわれはもっとも広い意味での新機軸
を選びだした。また長期的な影響として, これとは別に考えられる金利生活
者の貯蓄は発展の刺戦になるよりもむしろ障得になることがわかった。
資本主義の発展段階の後期における新機軸の強度の減少は, 資本と産出量
の増大を阻止する結果になる. そればかりか, もし国民所得の分配に与える
独占度の増加の影響が他の要因によって相殺されないならば, 賃金から利潤
への相対的な [所得] 移動が起こり, このことは, 産出量の長期的増大を緩
慢化する別の原因になるであろう.
もしも,産出量の拡張率が労働生産性の増加率と人口増加率の両者を合わ
せたもの以下に低下するならば, 失業は長期的に増大するであろう. これま
での議論にしたがえば, 労働生産性と人口の増加率が, 産出量の増加率をい
ままでよりも一そう大にして, 失業の増大を自動的に緩和するというような
力を生みだしてくるというようなことは, ありそうにもないことである。
第6部 長期経済発展
199
第15章の訳者注
(a) たとえば、 Alvin H, Hansen Fiscal Policy and Business Cycles
(都留重人訳『財政政策と景気循環』 1950年)は技術の革新,フロン
ティアなどとともに人口増加も長期発展の要因にあげている。
1941.