--------スーパースター
・3.20…黒田
・3.13…ダル
・3.04…イチロー
--------スター
・2.71…田中マー
・2.65…大谷
--------助っ人
・2.36…前田
・2.28…野茂
・2.00…岩隈
--------戦力
・1.65…井口
・1.60…青木
--------普通
・1.33…松井秀
・1.32…上原
・1.30…吉井
・1.30…大塚
・1.28…岩村
・1.17…斉藤
・1.10…大家
・1.05…松坂
・1.03…佐々木
・1.00…川上
--------空気
・0.93…新庄
・0.90…城島
・0.84…福留
・0.76…松井稼
・0.65…石井
・0.60…和田毅
・0.60…村上雅
・0.58…伊良部
・0.53…高橋尚
・0.50…秋山翔
--------期待外れ
・0.45…岡島
・0.44…長谷川
・0.43…田澤
・0.42…マック鈴木
・0.38…田口
・0.30…筒香
・0.25…TDN
・0.23…平野
・0.22…ホモリン
・0.20…建山
・0.15…藪
・0.12…木田
・0.10…高津
・0.10…高橋健
・0.03…藤川
-0.10…小宮山
-0.10…田中賢
-0.10…牧田
-0.10…小林雅
-0.10…五十嵐
-0.15…マイケル中村
-0.15…井川
-0.20…福盛
-0.20…村田透
-0.20…薮田
-0.40…柏田
-0.40…中村紀
--------GO HOME
-0.50…野村貴
-0.50…山口俊
-0.80…桑田
-1.00…西岡
WAR (野球)
WAR(Wins Above Replacement)とは、セイバーメトリクスによる打撃、走塁、守備、投球を総合的に評価して選手の貢献度を表す指標である[1]。
目次
概要[編集]
WARは、Wins Above Replacementという正式名称が示す通り、「そのポジションの代替可能選手(Replacement)に比べてどれだけ勝利数を上積みしたか」を統計的に推計した指標である[2]。代替可能選手とは、「平均以下(below average)の実力で、容易に獲得できる(easily obtainable)選手」、すなわち3Aから昇格させたり、ウェーバー経由や後日指名選手(PTBNL)で獲得できる控えレベルの選手を指す。トム・タンゴは「FA市場において最低年俸水準で獲得できる選手、またはトレードにおいて最小限の損失で獲得できる選手」と定義している[3]。代替可能レベルの選手でチームを構成した場合には162試合のシーズンで勝率.320、52勝が期待出来る[4]。代替可能レベルの設定はシンクタンクにより異なっていたが、2013年現在、FanGraphs[1]とBaseball Reference[2]は勝率.294で統一している。平均的なレギュラー野手、先発投手のWARは2.0とされている。一方、平均的なリリーフ投手のWARは0.3とされている。仮にWARが0ならば、その選手は「代替可能」なレベルということになる[2]。FanGraphsによると、2018年のMLBでは、ムーキー・ベッツが10.4で全体1位、クリス・デービスが-3.1で最下位だった[5]。
WARは上積みした勝利数を意味しているが、具体的には打撃指標、走塁指標、守備指標、投球指標などを用いて総合的にこれを推計しなければならない。具体的な細かい算出方法は定義されておらず、各部門の指標に何を用いるか(例えば守備指標をDRSで評価するかUZRで評価するか等)は、算出者に任せられている。そのため、算出方法が複数存在し、それによって値も異なってくる。現在、MLBでは、前述のFanGraphsの他に、「Baseball Reference」、「Baseball Prospectus」[3]が独自のWARを算出している。特に「FanGraphs」版と「Baseball Reference」版が有名で、区別するために前者をfWAR、後者をbWAR或いはrWARと表記することもある[6]。大手スポーツ専門局であるESPNは「Baseball Reference」版(rWAR)を公式記録として採用している[4]。NPBでは、DELTAとデータスタジアムのWARが著名である[7]。
2012年にミゲル・カブレラが三冠王を達成したが、WARでは守備走塁面でも評価の高い新人のマイク・トラウトが上回ったために(fWARではトラウトが10.0でカブレラ6.8、rWARではトラウトが10.4でカブレラが7.3)アメリカンリーグのMVPにどちらがふさわしいかで論争が発生した[8]。結局MVPにはカブレラが選ばれた。
評価基準[編集]
| 評価 | fWAR | rWAR |
|---|---|---|
| MVP | 6.0以上 | 8.0以上 |
| スーパースター | 5.0 - 6.0 | |
| オールスター | 4.0 - 5.0 | 5.0以上 |
| 好選手 | 3.0 - 4.0 | |
| レギュラー | 2.0 - 3.0 | |
| 先発メンバー | 1.0 - 2.0 | 2.0以上 |
| 控え | 1.0以下 | 0-2.0 |
| リプレイスメント | 0未満 | 0未満 |
WARの有効性[編集]
従来の指標では各選手の能力や貢献度の一部分しか推し測ることができず、選手の価値を判断するには複数の指標を吟味する必要があった。野手においては、打撃、走塁、守備という性質の全く異なる要素が存在し、それらをまとめて評価することはしばしば困難を伴った。特に、打撃に比べて守備での貢献度は見過ごされがちであった[3]。
WARの登場により、その選手の総合的な貢献度を単一の指標で評価できるようになった。また、投手・野手を問わず、全ての選手を同一の土俵で比較することが可能になった。チームへの貢献度を上積みした勝利数というわかりやすい基準で評価できるため、WARを用いた適正年俸の算出も容易に行えるようになった[3]。WAR1あたりの適正年俸はリーグの総年俸や最低年俸を基準に算出される。近年は上昇傾向にあるが2011年基準WAR1あたり400万~500万ドル前後として計算される[9]。仮に400万ドルとした場合、2007年~2011年の通算WARが10.4である松坂大輔に支払われるべき5年間の年俸総額は4400万ドルとなる[10]。
計算の性質と潜在的な測定誤差を考えると、WARは正確な見積もりとしてではなく、プレイヤーをグループをに分けるための目安として使用されるべきである。 たとえば、シーズン中に6.4 WARのプレイヤーと6.1 WARのプレイヤーは区別することはできない。 この値では彼らを区別するのには差が小さすぎるのである。 むしろこの2人のプレイヤーの価値がほぼ等しい可能性が高いことを示しているのであり、彼らを区別するならばさらに深く掘り下げる必要がある。ただし、6.4 WARのプレイヤーと4.1 WARのプレイヤーでは十分に違いがあるため、最初のプレイヤーのほうが特定のシーズンに彼らのチームにとってより価値があると確信できるとされる[11]。
0 件のコメント:
コメントを投稿