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http://blog.livedoor.jp/enjoy_math/archives/50131570.html
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ライオンのパラドクス
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さて、今日は、ライオンのパラドクスと呼ばれるものを、紹介しようと思います。
これは私の好きなドラマである「古畑任三郎」の特別編、『笑うカンガルー』の中で、世界的数学者である犯人が古畑に出したクイズの中の一つです。
『ジャングルで、探検家が、人食いライオンに捕まったんです。その探検家は「どうか助けてください」と言いました。するとライオンはその探検家に「じゃあ今俺が考えていることをずばり当てて見せたら、お前を助けてやろう」と言いました。さぁ、探検家は、どう言えばいいでしょう?』
答えはこちら→
ドラマの中で、この問題の出題者が「これは論理学の中で有名な問題なんですが…」と言っていますが、この問題は実際に論理学の中で有名な問題で、「人食いワニのパラドクス」などとも呼ばれています。この答えとなる考え方にはどうやら代表的なものが2説あるらしいので、両方紹介しましょう。
まずはドラマの中で古畑任三郎が出した答えです。
『ライオンにこう言えばいいんです。「あなたは私を食べようと思ってますね。」そう言われたライオンは、もしイエスならばライオンは心を読まれたわけだから、探険家を助けなければならない。一方ノーならば、ライオンは最初から食べる気がなかったのだから、これも探検家を助けなければならない。いずれにせよライオンは、探検家を食べることができない。』
もう一つの考え方も、相手に言うことは同じです。「あなたはわたしを食べようと思ってますね。」するとライオンは、探検家を食べてしまうと探険家の言ったことが正しくなるので、探検家を助けねばならない。しかし助けると、今度は探検家の言ったことが間違いということになるので、やはり食べねばならない。しかしそうすると、探検家の言ったことが正しくなるので…という無限ループです。
探検家を食べるということへの捉え方への違いが、少々差を生んでしまったのでしょうが、どちらも正解と言っていいでしょう。私はどちらかと言うと後者の考えの方が「パラドクス」という感じがして好きですかね。
ところで、古畑に答えを当てられた犯人は、「古畑さん…あなた良い数学者になれますよ。」と言っています。
脚本を書かれている三谷幸喜さんがどれほど数学や論理学に精通しておられるのかは知りませんが、このセリフはまさに核心をついていて、数学の学問は、ほんとこういう考え方ばかりだと思います。何か問題にぶち当たった時、又は知りたいことがある時、「もしこうだったらどうなるか」とまず一つの場合について論理的に帰結を導き、納得できる帰結にまで至ったら、今度は「そうじゃなかったらどうなるか」と残ってる場合についても考えていく。地味な作業ですが、そうしているうちに論理的に考える力が身について、上で紹介したクイズに即座に答えられるようになったら、ちょっと嬉しいですよね^^
と、昨日に引き続きパラドクス関連の話でした♪
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