ケルトン、ブチギレる:米国にも均衡財政を憲法に盛り込めという人たちがいる件。
ほぼケルトンの追っかけブログとなってますが、今日は短めの記事でTwitterのスレを紹介します。
ケルトン教授が25日付のツイートで「全くのゴミだわ。こいつらガチで危険だわ」と珍しく語気を強めてブチギレていました。(元ツイート: https://twitter.com/stephaniekelton/status/1309467969739776001?s=21 )
何事かと見てみたら、どうやらアメリカの無党派団体 **Fix the Debt **とか言う名前からして緊縮マシマシな連中が騒いでるようです。(記事リンク(英文):https://www.tapinto.net/towns/roselle-roselle-park/sections/government/articles/deficits-do-matter-it-s-time-to-address-our-long-term-debt-problem )

記事のタイトルは「財政赤字はやはり問題だ:長期債務の問題に取り組む時がきた」という、まあお察しな文言。
で、「考えうる限り最悪のアイデアの一つ」と教授が吐き捨てる彼らの提案がこれ↓
「私たちは国を(正しい)軌道に戻す必要がある。まず、議会に均衡財政を義務付ける合衆国憲法改正案を可決するよう訴えること。 49の州が均衡財政を義務付けられているのに、なぜ連邦政府にも義務付けないのか?」

家計じゃなくて州財政を持ち出して、連邦政府の予算も均衡しなきゃダメだ!と喚いているわけですね。MMTによる説明をご存知の方には当たり前の話ですが、同じ政府でも通貨発行権を持つ連邦政府を州政府と同列に語れる訳がないでしょう。
さらにコロナ不況についてはこんな見解を披露します。
「現在の危機は、経済が繁栄を維持している間に国の借金を削減しなければならないことを示している。さもなければ、景気後退や緊急事態に対処する能力が阻害される。」

これに対してケルトン教授→「冗談にも程がある。現在の危機は正反対のことを示している。つまり、あなた達が問題にしてることはこれっぽっちも問題じゃない。何十年にもわたる債務と赤字の増加にしたって、議会がコロナ不況と闘う上では何ら障害にはならなかった。」

実際、コロナ不況対策で米国議会は財政出動拡大を承認しています。予算案は財政赤字の総額に関わらず通っているわけで、結果的に膨れ上がった財政赤字を見て「大変だ」と青ざめているに過ぎない。
まあ均衡財政を憲法改正案に入れろという国賊連中は、日本にもおりますしね。財政均衡論者のしつこさには嫌気がさすでしょうが、大変なのは日本だけじゃないよということで、こちらもしぶとく応戦するしかありません。
はい、申し上げたとおり今回は短いですが紹介は以上です。最後はケルトンの言葉でどうぞ。
「アホなこと広めてんじゃないよ。」

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