2022年3月18日金曜日

富裕税とは - コトバンク

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富裕税【ふゆうぜい】

財産税の一種。日本ではシャウプ勧告により1950年創設された国税。所得税の補完税として,純財産価額が500万円を超える個人に対し,その超過金額に0.5〜3%の超過累進税率で課税。納税者の反対などのため1953年廃止。

世界大百科事典 第2版「富裕税」の解説

ふゆうぜい【富裕税】

経常財産税の一種であり,所得税の補完税として賦課徴収される税。臨時財産税とは異なり毎年課税されるが,税率も低く,普通はこの税の支払のために財産を処分する必要はなく,所得から支払われる。所得税は所得が生じて初めて課されるから自家用の土地や家屋などは課税されなかったり,所得税の税務行政上の不完全さのゆえに課税をまぬかれる場合が生じうる。また,再分配の目的で所得税の累進税率を高くすると,勤労意欲や貯蓄意欲を損なったりして望ましからぬ効果が生じうるが,富裕税は,このような所得税の不完全性や欠陥を補完するために課せられる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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